yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

2006-01-01から1年間の記事一覧

五穀豊穣、実りの秋!

9月の新米フェアーに向けて、近江八幡市の大中町へ 行ってきました。 琵琶湖の水の豊かさを実感できる水郷めぐりで有名な この地に広がる田んぼ、田んぼ、田んぼ! ほんとうに気持ちのよい清浄な景色でした。 右上の田んぼの稲は9月中旬に刈り取られるキヌ…

仕事を楽しく学んだ夏

「モクモク流農村産業研究所」の指導で、 南山はなれがオープンし、南山は、異次元の 豊かさを創造する「モクモク流」の世界を、 少しずつ取り込めるようになりました。 理想と現実の乖離、運動と経営のアンバランスが、普通はあたりまえの ことだと思うので…

8月16日五山送り火鑑賞会

京都では、お盆に帰っておられるご精霊をお送りするため、 京都盆地の周囲の山に、6つの字や形の火が点されます。 本当は六山ですが、南山のすぐそばの「妙」が、隣りの山の「法」と、 ふたつでひとつとして扱われ、「妙法」というペアになるため、 五山なのだ…

「日本海牧場」で出会った京都の短角牛

8月3日、驚きの「日本海牧場」を見てきました。 牛肉の調査研究事業の同窓会ということで、気楽に開催された 「日本海牧場」の視察ツアーでしたが、昨年1年かけたハードな 勉強会のことが思い起こされるような、衝撃でした。 牛心の伊藤社長が強く奨めて…

美味しいものは、嬉しい

「本当に美味しいもの」の話は、やはり人に教えたくなるもので、 「こんな美味しいものを知っている!」と語れるのは、嬉しいものです。 先日、南山で試食をした折に、隣の席に座られたカップルが たいそう深刻そうな話をしながら食事をなさっていたのですが…

若者とよそ者を取り込んで、バカ者が活路を拓く

昨日は、「関西経済同友会と日本農業法人協会の懇話会」が開催され、 厚かましくも思い切って参加し、お話を聞かせていただいてきました。 すさまじい競争を勝ち残った経済界の方々が、日本の農業の現状を コテンパンに批判。 これまで、中小企業がどれほど…

産地からの嬉しいエール

夏はやっぱり焼肉! 仕入れにも自然気合が入ります。 そして今日は、またもや777の快挙! お祭り気分です。 朝一で近江牛の仕入れに行って、岡喜牧場さんからホルモンをお土産に 分けていただき、さらに今回選んだ枝肉1頭分の納品時に、またまた ホルモ…

FARCA発足のお祝い料理

6月26日に行なわれたFARCA発足記念パーティーは、岡山克巳新理事長の挨拶から。 「旨いよな ファルカに集う人の味」と岡山理事長お得意の川柳が披露され、和気愛々の宴が盛り上がっていきました。 その川柳に「感謝」と言う言葉を沿えた短冊が、最後に出…

「南山はなれ」をどうぞよろしく

「南山はなれ」の店内写真を㈲スタジオ セラヴィの細見忠生氏が 友情撮影してくださいました。 細見さんは、昨年11月10日に森安常義先生を講師に、7種の国産牛を 見て、捌いて、食べてみるという研究会の模様をビデオ撮影して 下さった方で、とても仕事を楽…

夢の続き

6月26日(月)には、食農協働レストラン事業協同組合(FARCA) の 通常総会と、外部への情報発信のための「発足記念交流会」と、 「南山はなれ」のオープン披露が一挙に開催されました。 この日に至るまで、モクモク流農村産業研究所の皆さんに支えられ、 すさま…

奇蹟のような変身

2001年9月のBSE直後から営業を閉じていた南山パウルス館2階の 店舗が「南山はなれ」という名前を得て、どんどんつくりこまれ、 その改装工事がようやく終わりました。 モクモク流農村産業研究所の応援で、これまでの焼肉屋の概念を 一掃させるお店になり、あ…

ホンモノの刺しの味

今日は、朝から調理長と一緒に近江牛の仕入れに行ってきました。 選んだのは、223キロのグラマーなメスの枝肉、左半分です。 近江牛の場合、枝肉には左側に「さがり」がついてくるので、焼肉屋は 断然左側を選びます。 熊本や宮崎から来た牛が多い中で、今回…

FARCAの胎動

「食農協働レストラン事業協同組合」がいよいよ動き出します。 たいそう分かりやすい名称に変わったのはよいのですが、組合名が長すぎて、 略称をどうするか・・・ということになり、モクモク手づくりファームの 優秀なスタッフが英語名を考えてくださいまし…

「南山はなれ」の胎動

「南山はなれ」の改装と、「食農協働レストラン事業協同組合」再編が 同時進行しているので、社内はすごい勢いでテンパっています。 「はなれ」には、ゆったりしたロビーもできるのですが、 「ここでは洒落たスウィーツもおだしできるといいですね。」と グ…

工事中ではありますが・・・

明日5月31日にも、短角牛のホルモンが入荷します。 新鮮なホルモンの品薄が深刻な中で、本当に有難い話です。(上質なホルモンは、本当に入荷が難しく、先日胃カメラで見た 自分の胃や腸を、おもわず「おいしそう!」と思ったほどです。ちなみに、センマイ…

「南山はなれ」と「食農協働レストラン事業協同組合」のスタート

今年の1月から、「ちょっと嬉しい話」として企画を暖めてきた 二つの大きな楽しみが、6月26日(月)に同時スタートします。 ひとつは、2001年10月以来、ほとんど稼動することなく閉めていた 南山パウルス館(写真左)2階100坪の店舗を改装し、予約制…

いわて短角和牛のホルモン

嬉しいことに、短角のホルモンが、次回は5月17日(水)に入荷します。 いつもこれが最後か・・・、とヒヤヒヤしながら有難くいただいている 希少なホルモンです・・・。ぜひご賞味ください。 鮮度が命のレバーやハツ、テッチャンなどは、入荷当日から販売しま…

国産牛の「ミノ」の味

短角牛のホルモンは、早々に完売してしまいましたが、実は、 岩手からの贈り物が、まだ他にもありまして・・・。 それが、ミノです。牛の1番目の胃です。 ミノは、肉厚でコリコリとした食感が人気の焼肉屋の定番メニューで、 南山では、ミノとタンの人気には逆…

ゴールデンウィーク初日

お盆とお正月に次いで、お客様がたくさんおいでくださるのが ゴールデンウィークです。 その初日、午前中は、下の子たち3人とローラースケートで(冷)汗をかき、 午後からは、スタッフミーティングに参加しました。 若手スタッフ中心に進められたミーティン…

産直牛のホルモンづくし!

スロットマシーンで777がでたような・・・! そんな事態が起こってしまいました! ゴールデンウィークに、 岩手の短角牛ホルモンと 椎名牧場のタン・ハラミに加え、なんと、 近江牛のホルモン一頭セットも届くのです! 南山の産直牛3種すべてのホルモンが…

黄金週間にも、短角牛ホルモンが届きます

う、う、う・・・なんてラッキーな!! 短角牛のホルモンが、5月の連休にも分けていただけそうです。 短角牛への熱いラブコールが産地に届いたようで、社内に 歓声が上がりました。 5月3日の夜には販売開始、最低でも三種の短角ホルモンをメニューに 登場さ…

短角牛のホルモン

国産牛の内臓は、今やなかなか手に入らない貴重な利権モノとなり、 取り合いになっていますが、そんな中で、とびっきりおいしい 短角牛の内臓1頭分の入荷予定が決まりました。 4月19日(水)には、北山通の南山でお召し上がりいただけます! 安全・安心と…

短角牛は、おいしい!

2月の産直牛ご試食フェアから登場して、今ではすっかり 人気メニューになった短角牛・・・。 その幻のホルモンが、昨夕入荷しました! レバーやハツのおいしさったらありません! 短角牛のホルモンは、いつ入荷するかわからない「レアモノ」 ですので、次回…

補助事業がやっと一段落、でもこれからが本番!

「安全・安心な食肉仕入れと牛肉料理提供方法の調査研究」をテーマに 取り組んだ補助事業は、2月15日付で終了しました。 その後は、恐怖の事務作業が続き、A4版110ページの立派な報告書とは別に、 膨大な会議資料、調査資料、議事録、会計資料、証拠書類等重…

安全・安心よりも心配な食料自給率

日本の食料自給率が40%ということを聞いて以来、私は心配で心配で たまらなくなっているのですが、農家の高齢化と後継者不足を見るにつけ もう、いてもたってもいられないほど不安になっています。 昨日は、近畿農政局主催の外食産業連絡協議会が開かれ、「…

牛肉選びの楽しさ

昨日は、雨の中を近江八幡の屠場へ。 おもしろい近江牛の販売会があるということで、岡喜さんに 誘っていただき、枝肉のセリを見学させてもらいました。 堂々たる近江牛の枝肉が並んだ会場は、冷蔵庫の中みたいなもので すから、さすがに体の芯まで冷え切り…

牛肉談義〜国産牛生産者さんを囲んで〜

いよいよ2月17日(金)午前11時半から、南山初の 「生産者さんと消費者の交流会」第1弾として 「牛肉談義」を開催します。http://www.nanzan-net.com/fair3.html 米国産牛肉の輸入再開と再停止のドタバタは、本当にお粗末で、 消費者の不安をあおるだけ…

味の箱舟

昨年12月に日本初の“味の箱舟” として9品目がスローフード協会に よって認定されたとのことですが、 その9品目の中に「日本短角種」が 入っています。 この、味の箱舟プロジェクトというのは、 大量生産された食品に押されて消滅しかけて いる伝統的な農産…

短角牛のホルモン

白い舌をもつ短角牛のホルモンは、あっという間に売れてしまいました。 タンは、初日午後7時ごろにはもう完売コールがかかってしまい、 短角を楽しみにご来店になったお客様がたいそう残念がっておられました。 すいません、小さなタンで、わずかしかお出し…

生産者と消費者の交流会

焼肉屋も、牛のことなど何もわかっていなかったのですから 一般の消費者の方が、「牛」のことにまで関心を持っておられる はずがありません。 お客様にとっては、牛肉はおいしいか、まずいか、やわらかいか、 かたいか・・・がすべてなのかもしれません。 そ…