yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

教育事業への挑戦 〜謙虚に学び続けるために〜

去る2月12日(金)、ついに長年温めてきた「牛肉に精通した食のエキスパート・ブッチャーシェフ人材育成事業」についてのプレゼンとデモンストレーションを開催しました。
一昨年、サカエヤの新保社長がパリでイブマリさんに出会って意気投合し、一挙に加速した事業で、日仏同時進行していた教育プログラムを公開する「日仏若手ブッチャーシェフウデ試し交流会」が実現したのでした。




お肉業界の職人技がどれほどかっこいいものか、本来は表に出ない技術の晴れ舞台をつくり、日仏の若手ブッチャーシェフがその腕を披露し、交流しました。
近江牛経産和牛のウデとフランス産サランガス(サレール種とアンガスを交配した肉用牛)のウデを、入門1年に満たない肉職人の卵が捌いていきます。
ウデ肉を捌いて食べるということで、ウデ試し交流会なのです。





脱骨解体されたお肉は筋引き整形され、参加者有志の料理人たちによって盛り付けが競われました。



 





プロ同士が切磋琢磨する場、プロを目指す若者たちが切磋琢磨する場、食に関心のある方々が特にお肉について学べる場、そんな場をつくりだし、卓越した肉職人や料理人、生産者さんたちから学び続けることのできる環境をつくりたいのです。


昨年11月にはフレンチ、中華、イタリアン、ワインとお肉のプロたちとの食事会が開催されたのですが、牛半頭をライブで即興料理をする卓越した食のプロたちは、疲れ知らずの体力の持ち主。楽しくって仕方ないという天井知らずのクリエイティビティを発揮されました。






そんなプロたちと共に学べる環境をつくりだし、南山のスタッフも一緒に成長し、思想信条、国籍や宗教、食習慣の違いを越えて「食」で人を人たらしめる人材を育てていければと夢は広がります。


そんなわけで、新年度は人材の募集と教育に全力を注ぎます。
学生アルバイトも、お母さんスタッフも、みんないつの間にか牛肉に精通した食のエキスパートになっている南山では、一生涯役に立つ食への知識と技術、そしてグローバルな視野を持った人間力を養えます。


3月29日(火)午後7時から南山で人材募集のための会社見学&説明会を開催します。

ご関心をお持ちくださりそうな方がお一人でも多くご参加くださるよう、意欲ある若者、馬力あるお母さんのお越しをお待ちしています。


南山の地下には今年の夏には研修施設が完成します。





3月29日の会社見学&説明会にお越しくださる方は、お電話またはメールででご一報ください。
 南山の電話番号 075−722−4131
 メール info@nanzan-net.com

人材募集と会社見学説明会についての詳細はこちらです。
http://www.nanzan-net.com/company/recruit/