yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

FARCAの胎動

「食農協働レストラン事業協同組合」がいよいよ動き出します。
たいそう分かりやすい名称に変わったのはよいのですが、組合名が長すぎて、
略称をどうするか・・・ということになり、モクモク手づくりファームの
優秀なスタッフが英語名を考えてくださいました。


Food education and Agriculture Restaurant Cooperative Association


とても思いのこもった含蓄のある英語名ができ、
通称はFARCA(ファルカ)となりました。


馬路村仕掛け人の松崎さんは、FARCAのロゴや印刷物のデザインを考えてくださり、
とーってもかっこいいモノができました。


6月26日(月)には、京都ノートルダム女子大のユニソン会館・社会学習センターを
会場に、FARCA発足記念交流会が開催されます。


16:30からFARCAの新役員紹介と活動計画の紹介
17:30から記念講演 「現代のライフスタイルと食生活」(講師:米田泰子先生)
19:00からの懇親会は、新装なった「南山はなれ」が会場となります。


新しい名称のもと、新たな加入者を迎えて 新しい事業に取り組んで行く
FARCAを、そうそうたる新役員の方々に託して船出させることができれば、
南山は、この協同組合を創立した先代の思いを引き継ぐという大役を
晴れて果たすことができます。


この交流会での記念講演を、ノートルダム女子大の米田泰子教授に依頼したのは
インターネットで調べていて、先生のお書きになったとても魅力的な論文を
みつけたからなのですが、今日、初めて先生を大学に訪ねてご挨拶させて
いただいたところ・・・、なんと、なんと、なんと!! 
米田先生は、26年前に先代が2泊3日で開催した’80琵琶湖シンポジウム
「日本の食文化は如何にあるべきか」にご参加なさっていたとのこと。


このシンポジウムがきっかけで、そのちょうど1年後に旧南山レストラン
事業協同組合は設立したのでした。


が、その後時代の波に翻弄されて南レ協は解散寸前まで低迷し、活路開拓事業を通して
初期の目的に立ち返り、原点に戻って再スタートをしようとFARCAを発足。


そんな大転換のメモリアル行事で、記念講演をお引き受けくださった米田先生は、
協同組合誕生の原点と先代のことを、よくよくご存知の方だったのです・・・。


あれから26年・・・。


理念に実務が伴わず「早すぎた人」として夢破れた先代は、今は病床にありますが、
「農業思考」を哲学に、「共生経営」の理想を唱え続けた超凡破格な
(はちゃめちゃな)先代の思いは、食農協働レストラン事業同組合「FARCA」という
大きな大きな実を結んでくれそうです。


FARCA発足記念交流会には、FARCAの理念に賛同する生産者さんや
消費者の方にも広く参加を呼びかけています。


ご関心の向きは、ぜひともFARCA事務局にご連絡ください。
詳細案内をお送りします。
FARCA事務局:電話番号 075−711−7511
      ファックス 075−721−6001


FARCAの理念は、
生産者と消費者をつなぐ、
「農」の視点に立った食卓の“フェアトレード”レストラン


「人に良い」食を提供する「良い人」の組合を目指しています。