奇蹟のような変身
2001年9月のBSE直後から営業を閉じていた南山パウルス館2階の
店舗が「南山はなれ」という名前を得て、どんどんつくりこまれ、
その改装工事がようやく終わりました。
モクモク流農村産業研究所の応援で、これまでの焼肉屋の概念を
一掃させるお店になり、あとは7月からの予約受付開始に向けて
内部体制を固めていくばかりとなりました。
広々100坪、がらーんとワンフロアーだったお店が、畳敷きの
お店になり、お部屋の仕切りをはずしてバリアフリーのテーブル席とも
つなげると100名さままでのご宴会に対応できます。
畳席は、懐かしい田舎の、おじいちゃんの家の広間を思わせる
雰囲気で、本当に惚れ惚れするようないいお店に仕上がりました。
「店は、お客様とそこで働く人のもの。店がオーナーのものになるのは、
閉鎖して物件になったとき」と先代が言っていましたが、もうすぐこの
「物件」が、お客様と働く人のものになる・・・と思うと、感無量です。
田舎のおじいちゃんの家に帰った気分で、ゆっくり、ゆったり
食事を楽しんでいただけるお店として、完全予約制で7月からスタートです。
奇蹟のように有難い変身を遂げた南山は、これからもっともっと
まじめに、ひたすら汗して働いて行きたいと思っています。
救われた命に対する畏敬の念を忘れぬよう、こんな活動にも参加し、
人間の子どもの育ちを支える里親さんを応援していきます。