yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

五穀豊穣、実りの秋!

yakinikunanzan2006-08-26



9月の新米フェアーに向けて、近江八幡市の大中町へ
行ってきました。


琵琶湖の水の豊かさを実感できる水郷めぐりで有名な
この地に広がる田んぼ、田んぼ、田んぼ! 

ほんとうに気持ちのよい清浄な景色でした。


右上の田んぼの稲は9月中旬に刈り取られるキヌヒカリ
コシヒカリですが、今年最初の新米として9月1日から南山に
登場するのは、この「あきたこまち」です↓

重そうに刈られるのを待っているこのお米は、米糠農法でつくられた
こだわりのお米で、農薬・化学肥料を通常の5割以下に減らし、琵琶湖や
周辺環境への負荷を減らした「滋賀エコじまん!」のお米。


このお米の生産者の茶谷さんをお訪ねすると、米糠と酒粕の肥料や畑に撒く
お酢を見せてくださいました。

米糠と酒粕を混ぜ合わせ、キャタピラ車に乗せたタンクに入れて大地に
撒くと、そこで育った作物の色つやと食味は、格段に違うのだそうです。


骨身を惜しまず、もっと工夫しておいしいものをつくろうという、茶谷さんの
楽しげな説明をお聞きしていると、そんな農家の工夫や苦労以上に、その
お人柄と、男まえっぷりに感心し、なんといいお顔をなさっているのかと
惚れ惚れしてしまいました。


同じ米糠農法を取り入れてミニトマトを作っておられる田井中さんにも
ご挨拶。見事な甘みのミニトマト以上に、田井中さんもすてきな方で、
米糠の甘い香りの漂うハウスで、もぎたてミニトマトをご馳走になりました。

↑ダイナミックに米糠を撒くのに使われる大きな車


最後に楽しみなのが、9月下旬か10月にできる新品種のかぐや姫


かぐや姫」というのは、平成5年の大凶作で全滅に近い田んぼに
3本だけ直立して生き残っていたササニシキの突然変異種で、
滋賀でも試験的に昨年から栽培され、今年は、無農薬の黒米の田んぼの
あとに作付けされたので、それこそピカイチのこだわり米です。


中秋の名月のころに「かぐや姫」の試食会などできればすてきです。


南山の産直フェアー第1弾、新米フェアーをお楽しみに!


お〜っとっと。
南山は焼肉屋でした・・・。


近江米と共に育った南山の産直近江牛も、新米フェアーを応援します。