南山の年末、うし年最後を彩る和牛ギフトの出荷も終え、年始準備をしながら棚卸をする大晦日を迎えました。 きれいにきれいに装わせて嫁に出すギフト・・・、我ながら、これは喜ばれるだろうなと、毎年うっとりしてしまいます。スタッフが息を止めて盛り付け…

今年の南山のクリスマスディナー、短角牛のユッケが、「短角和牛のタルタル アボガド添え」という名で、でてきました。 クリスマスカラーのタルタルステーキです！ 前菜のお重は、「備中高原鶏のバジルバター風味」も入ったクリスマス仕様。 クリスマスのコ…

先日、とても面白い短角牛の試食会に行ってきました。 会場は、琵琶湖ホテルのザ・ガーデン。 優雅なホテルビュッフェに、短角牛のヒレステーキと滋賀県の休耕田で育てられたモロコが付いて、しかもステキな人たちと出会えるお値打ちランチでした！ 田んぼで…

南山で初めてクリスマスの飾りつけをしたのは２００６年１１月５日。 この３年でぐんと温暖化が進んだのか、なかなかクリスマスを迎えるような寒さはやってこない京都・・・。 今年は１２月の声を聞いてやっと南山のイルミネーション準備に取り掛かりました…

「それにしても、何で３８周年で？ 中途半端な・・・。」 「いえいえ、次は４８周年なんです。」 「末広がりですか？」 「なるほど、そういうことです！！」 大変唐突な創業祭企画ですが、１１月２０日〜２６日まで、北山通りの南山では創業３８周年の半額食…

土曜朝市に、丹後の有機農業グループの皆さんが出店してくださるようになって賑わいだした南山の駐車場、昨日は、コッペガニやカレイの干物、牡蠣ごはんや桑の葉茶も並び、賑々しい市になりました。 数日前に｢１４日には、蟹も持って行きます。手の空いてる…

今春、ご近所の山田さんから｢半額払い戻しセールをまたやってよ！」とリクエストされ、今月２０日(金)〜２６日(木)までの１週間、きたやま南山の創業祭で半額払い戻しセールをすることになりました。 １９７１年１１月の勤労感謝の日を前後してオープンした…

「ほんで、おたくは何屋さんなんです？」 展示会でよく聞かれるのがこのセリフ。 「農家さん？ 肉屋さん？ へ〜、焼肉屋さんやったん・・・。」というのがいつもの落ちです。 安全安心な牛肉を求めて深入りするうち、南山はすっかり牛オタクになってしまい、…

京都駅西口の南北自由通路に面したおしゃれな販売スペース、JR京都伊勢丹SUVACOさんは、食品コーナーで南山のお弁当やお惣菜を販売して下さっています。 モクモク手づくりファームさんのご紹介でご縁をいただき、一昨年２月のオープン以来、南山の商品を取り…

すぐそこに食糧危機が迫っていようと、すぐ食べられる物がコンビニにあふれ、「飽食」が「欠食」という問題を生む時代・・・。 それこそピンからキリまである多くの食材の中から国産の食材だけにこだわるのは、結構大変なことなのですが、南山ではさらに、甲…

10月23日(金)は、福岡のグラノ24Ｋさんの「ぶどうの樹」で徳野貞雄先生の還暦を祝う「生前葬」があり、｢日本暴創院徳快舌耕居士(にっぽんぼうそういんとっかいぜっこうこじ）」という快名（戒名）を与えられた徳野先生の口宴会（こうえんかい）に参加させて…

この秋で3年目になった土曜朝市、昨日の朝市には丹後の産直組合さんが出店してくださり、お客様にとても喜んでいただくことができました。 丹後から朝4時に出てこられた産直組合の「地産都消」担当の高尾さん、気の毒なぐらいよい品を安値で出してくださり、…

生産現場の情報が、消費者にとても遠い牛肉・・・。 焼肉屋ごときが大それたテーマの勉強会を開くのは、本当におこがましいことでしたが、南山が何を目指してがんばればよいのか、がんばることに価値があるのか、そんな迷いながらの毎日を支えるため、10月13…

JR京都伊勢丹SUVACOでお世話になっているお弁当のリニューアル試作（わたしは試食！）に明け暮れていた昨日、「元気な命をつなぐ会」の作戦会議がありました。 来年１月３０日（土）に京都で「食育セミナー」を開催しようということで、意欲ある若手経営者（…

10月3日（土）は、降水確率６０％の予報でしたが、美しい秋晴れに恵まれ、久しぶりの土曜朝市と中秋の名月の小さなお茶会とコンサートつき食事会を無事開催することができました。コンサート開催前のひと時には、小さなお茶会と３階テラスでのお月見・・・。…

今年5月に、近江悠紀会さんの田んぼに植えた「かぐや姫」がようやく実り、「稲刈りにもおいで」とお声かけいただいて、先日稲刈りに行ってきました。 八日市インターから20分ほどのところにある愛荘町栗田というところに、私たちがお世話になっている田んぼ…

国内ＢＳＥの発生と、同時多発テロが起こった２００１年９月。そして、リーマンショックの２００８年９月・・・。９月には、足元が崩れるような記憶が生々しく、つい、今度は何が起こるのだろうかと構えてしまいます。 何か起こる前に、忘れないうちに、まだ…

３７年間、年中無休でがんばってきた南山ですが、今年５月から第３木曜日を定休日にし、店舗のメンテナンスやスタッフ研修に時間をとることになりました。 ９月の第３木曜日は、晴天に恵まれ、念願の沖島めぐり・・・。奇蹟の近江牛「なかのり号」を育てた後…

丹後で生まれ育った日本海牧場のタンクロは、これまで産地の丹後では食べられていませんでした。 ですが、9月〜10月、こ〜んなに素敵な宿泊プランが展開され、丹後のお宿で「京たんくろ和牛」を食べていただけるようになりました。 お肉は南山から送っている…

９月１日から予定している南山恒例の新米フェア・・・、今年の新米は長雨と日照不足で、収穫が遅れそうです。 お客様にはそのままの状況をお伝えして、もう少しお米に関心を持っていただくきっかけになればと思っています。 今年の新米フェアでは、新米２キ…

南山では、2002年の夏から毎年8月16日に、五山送り火の鑑賞会とミニコンサートを開催していますが、今年で早や8回目となりました。 不思議と天気に恵まれ、雨天になったことのない五山送り火・・・。 天に帰るご精霊をお見送りする「送り火」は、五山を擁す…

お盆は、お祭りのような華やぎの中で天に帰った親しい人を思う、不思議な空気があるものです。 太陽のエネルギーと地熱で最高潮の暑さになるなか、生者が死者と心を通わせる・・・。 二つの原爆記念日を通して戦争の悲惨を思いながら、高校野球の球児たちの…

この夏、南山で人気のメニューは「夏焼きしゃぶ」。 茶美豚（チャーミートン）と産直牛の薄切り肉盛り合わせに、大根、キュウリ、京水菜、ミョウガ、パプリカなど、カラフルな細切り野菜がたっぷりついています。 さっと焼いたお肉にお野菜を乗せ、南山の特…

先日、とてもうれしい書評を、編集者の岡部敬史さんがブログアップしてくださいました。 http://blogs.dion.ne.jp/okataco/archives/8595600.html 岡部さんは、昨年６月、東京バルバリで開催された、やまけんさんのプレミアム短角牛オフ会でご縁をいただいた…

局地的な豪雨で大変な惨事になっている日本列島・・・。 被害にあわれた方々には、心よりお見舞いとお悔やみを申し上げます。 考えられないような災難が、突如、誰に降りかかるかわからないという現実・・・、やはり一日一日を心して生きねばならないと、改…

夏休みモード全開の７月１９日(日)、京都新聞朝刊の経済面に、こんな記事が載りました。 http://www.kyoto-np.co.jp/info/keizaitokusyu/mylife/090719.html この日は、父の８３歳の誕生日。掲載予定が１週間ずれたことでなんとも因縁深い出来事と相成りまし…

岡山県の高梁短角牛生産組合さんから、草むらで生まれた短角牛の写真がメールで送られてきました。 高梁市の限界集落で、耕作放棄地をどんどん整備している短角牛たち・・・。 昨年10月に岩手から嫁いできたばかりですのに、もうあの子たちがおかあさんに？…

焼肉のシーズンは、なんといっても夏です。 南山は、5月から第3木曜日を定休日にしましたが、7･8月は無休で営業です。 ７月25･26日には｢日本海牧場｣を訪ねる産地見学バスツアー、８月１６日には、五山送り火鑑賞会、そしてプレミアム短角牛はじめ、京たんく…

本日は、近江牛の後藤牧場さんと近江牛専門店のサカエヤさんと南山が共同企画した「敬牛の集い」の記録本「なかのりさん、ありがとう」の出版記念日です。 なかのりさんのお肉でつくったカレーにつける「絵本」がやっと完成したのです。 南山の店頭にはカレ…

明日は、父の日。 南山では、スペシャルなメニューが登場します。 究極の和牛はらみ４種盛りです！ 木下牧場の近江牛、いわて短角和牛、そして松阪牛と前沢牛のはらみも！ 牛肉の世界は本当に奥深く、いろいろな牛の美味しさがあるということを味わっていた…