yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

補助事業がやっと一段落、でもこれからが本番!


「安全・安心な食肉仕入れと牛肉料理提供方法の調査研究」をテーマに
取り組んだ補助事業は、2月15日付で終了しました。


その後は、恐怖の事務作業が続き、A4版110ページの立派な報告書とは別に、
膨大な会議資料、調査資料、議事録、会計資料、証拠書類等重量級の書類づくり。
書類提出後は、たっぷり不備なところを指摘され、資料を足したり修正したり…。


それがやっと、今度こそ、ついに、後これだけでOK! と、なりました。


これでやれやれと一息つきたいところですが、この調査研究事業から派生した
わくわくするような仕事が、同時に進行中なのです。


日本の食料自給率がどんどん下がりそうな現実に直面し、飲食業者が
もっともっとしっかり勉強し、がんばらねば! ということで、
協同組合の事業計画を大幅に組み替え、「食農協働レストラン事業協同組合
としての活動計画を作成中です。


昨日は、モクモク手づくりファームの「女将」こと松田さんが、
心強い助っ人として事業計画づくりの打ち合わせに来てくださいました。


そこで話題になったのは、食料自給率の問題について金丸弘美先生が
執筆中の、今度出される本の話・・・。
金丸先生が3月8日付のメルマガで、そのさわりを書いておられますので、
ぜひとも読んでみてください。 ホント、いっしょに心配しましょう!

http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/cgi-bin/SD/view.cgi?0009697+mail1


松田さんによると、先生はその本の中で地域別のカロリー自給率
記載されているとのこと。こんな数値を見たら、大勢の都会人が地方へ
移住したくなるかもしれません。


それより、カロリー生産を収益に、カロリー消費を支出に置き換えて
地域別・個人別の収支データんなんて作ったら、豊かさの基準が
がらっと変わるかもしれません。


この場合、体脂肪は備蓄カロリーになるかな? 
・・・なんて、つい盛り上がってしまいました。


冗談はさておき、日本の食料自給率向上のために飲食業者にできることは、
やっぱり、国産の食材を利用することではないでしょうか。


志を同じくする飲食業者の方々と共に勉強し、農家と共に汗する飲食業者の
協同組合が、まもなく稼動します。
南山は、ひたすら事務局に徹して仲間に入れていただき、勉強を続けて
いこうと思っております。