yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

牛肉談義〜国産牛生産者さんを囲んで〜


いよいよ2月17日(金)午前11時半から、南山初の
「生産者さんと消費者の交流会」第1弾として
「牛肉談義」を開催します。

http://www.nanzan-net.com/fair3.html


米国産牛肉の輸入再開と再停止のドタバタは、本当にお粗末で、
消費者の不安をあおるだけの結果となってしまいました。


輸入再停止を受けて、外食産業の業界代表者が「簡単に輸入を止めるのは
けしからん。いったいどれほどの焼肉屋がつぶれたことか!」などと
おっしゃっていましたが、ちょっと違うんではないかと、焼肉屋のひとり
として恥ずかしい思いになりました。


牛丼屋さんや焼肉屋のために米国産牛肉の輸入再開をさせたというのが
外食産業業界団体のしてきたことだとしたら、これは大変恥ずかしい
ことだと思います。


お客様のことを考えれば、本当に安全・安心な牛肉を提供できるよう
努力するということが業界団体の仕事ではなかったでしょうか。


単純に考えて、本当においしいものは、知った人に食べてもらいたい
というのが普通です。


「知った人」とはいえない遠い遠い異国の人間に、わざわざ良質な
牛肉が回してもらえるとは思えませんし、ましてより安い牛肉を
ほしがるところ相手に、よい牛肉が届けられるはずがないのです。


滋賀県竜王町の岡喜牧場さんは、「知った人に買ってもらう」という
生産者さんで、直営レストランと精肉販売店で一番よい肉をだし
あとは「知った人」に売っておられます。


千葉県旭市の椎名牧場さんは、よい牛を選んで産直で出し、その他の
牛は、大きな市場に出すとおっしゃいます。


非農業者がよい食材を生産者さんから分けてもらうには、生産者さんから
みて「知った人」つまり「おともだち」になるのが一番なのだと思います。


そうやって南山は、生産者さんといっしょにがんばる焼肉屋を目指し、
安全・安心な、おいしい牛肉を分けてもらう努力をしてきました。


椎名さんはアメリカの畜産業界でも修行され、「安い牛肉」というものの
現状を見てきておられます。


2月17日(金)の「牛肉談義」では、椎名さんや岡喜さんからとても
おもしろいお話が聞けるはずですので、ぜひお一人でも多くの方が
おいでくださるよう、お待ちしております。


大変お得な産直フェアーも開催中で、「味の箱舟」に選ばれた
「短角牛」や「あっかじダイコン」もご賞味いただけます。


実は、まだ問い合わせや申込が1件しかなく、ちょっと告知不足を
反省しているところです。


先着30名なんて案内していますが、会場は、100名は余裕で入れる
ところですので、ぜひご遠慮なくおいでください。


ご参加くださる方は、下記へメールくださるとうれしいです。

nanzan@nanzan-net.com