味の箱舟

昨年12月に日本初の“味の箱舟”
として９品目がスローフード協会に
よって認定されたとのことですが、
その９品目の中に｢日本短角種」が
入っています。

この、味の箱舟プロジェクトというのは、
大量生産された食品に押されて消滅しかけて
いる伝統的な農産物や食品をリストアップし、
その経済価値を高めて守ろうという生産支援の
ための運動です。

味の箱舟の４つの選定基準には、「絶滅の危機に瀕している」
という言葉が入っているので、短角牛がいかに希少な牛かが
分かろうというものです。

でも、うれしいことに、南山の産直牛ご試食フェアーでは、
短角牛が大人気！

京都人のあっさりした薄味好みにあうのか、意外な旨さに、
ファンが急増中です。

で、どうしてこの写真なのか・・・ということなのですが、
これは、安家地（あっかじ）ダイコンといって、岩手県から短角牛と一緒に味の箱舟入りした、大根なのです。
さつまいもではありません。

短角牛に、熱い熱い情熱をかけておられる畜産研究所の小松さんが
味の箱舟の情報と一緒に送ってくださったのです。

本当にありがたいことです。
小さな大根ですが、輪切りに薄くスライスすると、周囲１ミリほどと
中心点だけが赤く、ほかは真っ白・・・。
シャキッとした辛みは、ジュワッっと甘辛いタレのしみた焼肉に
きっとよく合うことと思います。

早速今日からチシャ包みサラダに加えてお客様にもおすそ分けです。

岩手の大地からのおすそ分け・・・。
短角牛のカルビと一緒にぜひ南山のチシャ包みサラダもお召し上がりください。
今なら、味の箱舟に選ばれた希少な「あっかじダイコン」がついています！

で、最後にビッグニュース！

来週後半には、また短角のホルモンが入荷しそうです！

お楽しみに！