yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

勉強してます、南山の創業祭

yakinikunanzan2009-11-24



「それにしても、何で38周年で? 中途半端な・・・。」
「いえいえ、次は48周年なんです。」
「末広がりですか?」
「なるほど、そういうことです!!」


大変唐突な創業祭企画ですが、11月20日〜26日まで、北山通りの南山では創業38周年の半額食事券プレゼントをしています。
「え〜〜? こんなたくさんもらえるのん? 赤字やん」と、支払った食事代の半額分の食事券を手に、半信半疑でお店を出られるお客様もおいでですが、この1週間においでくださるお客様を、38年間のお客様の代表と思って、感謝をこめて半額食事券お返しをしています。


とにかく、気がつけばここまで続いてきたことに感謝し、これからも続けていけることを祈りながら、店頭では38年変わらぬ南山の手づくりキムチと、南山の一番新しい取り組みの「京たんくろ和牛」の試食をお出ししています。



南山のキムチを漬けてくれているのは、創業者の母の味を受け継ぐ兄嫁の下で、現在修行中の甥っ子です。
「キムチをもっと売れるようにがんばりたい」と意欲ある相談に来てくれ、「それじゃぁ、創業祭で、キムチを売って、売り方の勉強をしてみたら?」 
ということで、寒い中、鼻水を固まらせながらがんばってくれています。


なんでも最初からうまくできるはずはないのですから、とにかくなんでも勉強です。



店頭の試食コーナー、夜はこんなおばちゃんが交代で立つのですが、昨日は、痛烈な指導が入りました。
「服装があかん。まるで怪しいテキヤやないか」


そういえば、キムチを買ってくださるお客様が、「ほんまに、このお店で出してるのと同じもん?」と確認してから買って行かれます。


そんなわけで、即刻甥っ子の服装修正。



なるほど・・・。だいぶ変わりました。私もネームフォルダーだけは胸につけるようにしました。


やっぱり見た目が大事です。


20日からはJR京都伊勢丹スバコのお弁当も、少しネーミングとデザインを変更。



デビューしたての「京たんくろ和牛弁当」も、19日まではこんな風に並んでいたのが、20日から名前とリボンが変わりました。



近江牛弁当は、赤い箱に黒リボン、京たんくろのお弁当は黒い箱に赤いリボンです。


どうかこれからも末永く南山を続けていくことができますように。
めざせ、とんとん! 100点目指してがんばって、結果60点、70点でも、長いスパンで平均51点以上をたたき出して、めげずに続けていければと思います。


かわいい姪っ子と、下鴨神社で繁盛祈願をいたしました。



これからもどうぞ南山をよろしくお願いいたします。