元気を交換する市場

この秋で3年目になった土曜朝市、昨日の朝市には丹後の産直組合さんが出店してくださり、お客様にとても喜んでいただくことができました。

丹後から朝4時に出てこられた産直組合の「地産都消」担当の高尾さん、気の毒なぐらいよい品を安値で出してくださり、生産者さんの気概をお客様に伝えながらの販売に、南山の駐車場はとても賑わいました。

暇になってきたからこそ、とんとん目指して仕事は増やそう。元気な賑わいを作ろうと、朝市も盛り上げたいところへ丹後からの出店！
これまで、ささやかな南山の土曜朝市を、見るに見かねて支えてきてくださった常連のお客様の表情に、心なしか「よかったねぇ」という安心の笑みが・・・。

作っても売り先がない農家さんに、南山の駐車場を活用してもらいながら、南山も新鮮な旬の産直野菜を仕入れ、産直のお肉やデリカも販売しよう、との目的ではじめた朝市でしたが、農家さんたちには、売りに行く時間なんてないのが実情・・・。

迷いながらの3年目の朝市だったのですが、少しずつ光が見えてきました。

「いいもの」の値打ちを伝えながら、お客さんと世間話を楽しみながらの土曜朝市は、やっぱり楽しくてやめられません。

土曜朝市の招き猫的存在で人気の地元のハーブ農家さん吉田さんも、仲間が増えて大喜び！
吉田さんは、定年退職後始めた趣味の農業を嬉々として楽しみ、自家製のカモミールティーを毎週朝市で振舞ってくださる朝市のキーマンで、あの手この手で朝市を盛り立ててくださるステキな紳士。
カモミールティーの美容効果のほどをご自身の肌で実証なさるので、吉田さんのほっぺたを触った人は、そのすべすべ感に感動し、カモミールティーのファンになってしまいます。

こんな朝市も、出店してくださる農家さんが増えれば、もっと盛り上がり面白いことになるだろうと、ちょっとわくわくしてきました。
11月20日から始まる南山の創業祭に向けても、朝市の面白企画をがんばってみようと思っています。

土曜朝市は毎週土曜日9時から11時の2時間だけですが、土・日の南山の待合スペースは、朝市の商品の残りがにぎやかに並びます。

無施肥無農薬の不思議な甘さのあるお野菜も並んでいます。
農家さんたちの思い入れをどこまで伝えられるか…、とても面白い勉強をさせていただいている朝市です。