クリスマスが近づくと…

南山で初めてクリスマスの飾りつけをしたのは２００６年１１月５日。
この３年でぐんと温暖化が進んだのか、なかなかクリスマスを迎えるような寒さはやってこない京都・・・。
今年は１２月の声を聞いてやっと南山のイルミネーション準備に取り掛かりました。

北山通りは、毎年とても華やかな光の街に変貌し、恋人たちが歩く姿はまるでお祭りのような賑わいになります。
どうぞ幸せがたくさん生まれるクリスマスでありますようにと、南山もささやかな光で応援です。

南山の今年のクリスマスイベントは、ジャズライブ付きのクリスマスディナー。
南山のキッチンでも活躍してくれたジャズドラマー率いるジャズバンドと、南山の音楽大好きスタッフたちが、心を込めて演奏します。

キリストの誕生を祝うクリスマスが、闇の勢いが止まり光が力を取り戻す冬至のころに祝われるようになったのは、本当にステキなことだと思います。
どうやって年を越そうか…と、苦しさが最高潮に達する時期に、小さな小さな命の誕生を祝うクリスマスは、苦しむ人のそばにおられる神の、粋な演出のようにも思います。

聖グレゴリオの家の馬小屋
（「聖グレゴリオの家」ＨＰより許可を得て画像を借用しました。ステキな馬小屋の飾りがここで見られます。http://www.st-gregorio.or.jp/ja/xmas/umagoya.html#anchor）

旅の途中で、不信と戦う婚約者だけを頼りに、１６歳の聖母が神の子を馬小屋でお産するのですから、その苦難たるや想像を絶するものがあります。
私はクリスマスが近づくと、絶望ぎりぎりの限界を通り越した後の光を、もう一度信じようという思いになるのです。

さあ、年末年始は無休の南山、年越しをがんばらねば！

年が明けると大きなイベントが待っています。
「元気な命をつなぐ会」の食育セミナー、１月３０日に同志社大学をお借りしての開催です。
元気な父ちゃんたちとのコラボで始まった企画ですが、とても面白いセミナーになりそうです。ぜひこちらにもご参加ください。
http://www.max-kyoto.com/inochi/100130.html