yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

幸せな京たんくろ和牛

yakinikunanzan2009-09-10



丹後で生まれ育った日本海牧場のタンクロは、これまで産地の丹後では食べられていませんでした。


ですが、9月〜10月、こ〜んなに素敵な宿泊プランが展開され、丹後のお宿で「京たんくろ和牛」を食べていただけるようになりました。


お肉は南山から送っているので、丹後のお宿で食べる「京たんくろ和牛」のお味、気になって仕方ありません。


9月7日には、京たんくろ和牛のブランド化の方向性と数少ないお肉の分け合い方についての理解を得るため、丹後のお宿のおかみさんや関係者の方々と懇談の場を持ち、京たんくろ和牛の試食をさせていただきました。










「沖ギスと京たんくろ和牛のしゃぶしゃぶ」を取り入れた懐石、本当においしかったです。
私のへたくそな写真より、今回、日本海牧場のタンクロの撮影のために丹後入りして一緒にご試食下さった「京たんくろ和牛ブランド化事業」の専門家委員、「やまけん」さんのブログをご覧ください。
http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2009/09/post_1368.html


牛の写真家になりつつあるやまけんさんが撮る牛の写真は、本当にすばらしい!
とても美味しい料理にしてもらい、とても素敵な写真を撮ってもらい・・・、「京たんくろ和牛」は、なんて幸せなんだ! と、つくづく安どしたことでした。


丹後の海に沈む夕日は、秋にはさらに美しさを増します!
ぜひ、丹後のお宿にお運びください。



さて、南山でも10月には京たんくろ和牛まつりを開催し、10月3日の中秋の名月には、小さなお茶会とミニコンサート付きで「京たんくろ和牛懐石」を召し上がっていただけます。
小さなお茶会は、南山の3階テラスで、「京都おぶぶ茶苑」さんのご協力のもと、最高の和束茶を味わいながら夕日と月の出を一緒に楽しんでいただこうという企みです。
そして南山はなれのロビーでは、ソプラノとハープのミニコンサート。
http://www.nanzan-net.com/fair/0909_1.html


こちらへもぜひおいでください。


さて、日照不足でもやしっ子風に育ってしまった早成りの新米は、どうやらどこでも苦戦中のようで、9月1日からスタートした南山の新米フェアでは、お客様からのう〜〜んという率直なご感想に、この現状をそのままお伝えするしかありません。


丹後で、やまけんさんを交えての懇談会に参加して下さった新米農民、その名も「百姓一揆」という勇ましい名の若手グループのみなさんも、今年のお米の出来をとても心配したおられました。


前回、7月にも見学させていただいたエコファーマーのタケチャンファームさんに、今回もまた立ち寄らせていただきました。




百姓一揆」メンバーの元気な若者と、それ以上に元気な父ちゃん! このイケメン親子からも、合鴨農法で作っておられる「てんてこ米」の合鴨たちからも、元気をいっぱいいただき、丹後の新米までお土産に頂いてしまいました。ありがとうございます。


南山が手を出してしまった、京たんくろ和牛のブランド化と小さな流通づくり・・・、本当に不慣れな手探りの新米仕事です。
今年の新米同様、多少出来は悪くてもそれは仕方ないと思うことにして、めげずにがんばるしかありません。