yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

2010-01-01から1年間の記事一覧

交響曲第1番

生きていくということは、何度も何度も絶望の淵から立ち上がることなのかもしれません。 とにかく生き続けること…。とにかく自分が背負ったものを負い続けねばならないということだけは、誰にでも平等なのかもしれません。 今年、井上吉郎さんからいただいた…

経産(牛)をあなどるなかれ

今年の年度末、年度初めは、本当に追い込まれました。 国の農商工連事業の認定を受け、「京たんくろ和牛のブランド化事業」に取り組んだものの、過去2度利用させていただいた補助金活用事業の経験が用をなさぬほどの書類整備に追われました。 経産省の担当…

「ふるさと」を守る人たち

先日、私にとっての「子育てふるさと」長野県小谷村(オタリムラ)へ行ってきました。 息子3人と甥っ子、姪っ子が山村留学でお世話になり、10年ほどを通いつめた秘境(?)です・・・。 うれしいことに、山村留学センター(廃校となっていた村の分校を山村留学生…

桜咲く、春

春の新作デザート「桜小町」を、スウィーツ担当のお母さんスタッフたちがデビューさせてくださいました。 家族や大事な人に食べてもらいたいもの、自分たちがおいしいと思うもの! これが、南山の商品になります。 プロの職人のいない南山、その言い訳は、家…

みんなで育てる京の和牛

南山の3種の和牛の中のひとつ、京たんくろ和牛・・・。 国の農商工連携の認定を受けて丸1年取り組んできたブランド化のプロジェクトは、とにかく知ってもらうことが一番大事と言うことで、こんなポスターが完成しました! このポスターは、東京でも3月1…

舞妓さんと京たんくろ和牛

2月26日(金)、京たんくろ和牛ブランド化事業の専門家委員会が開催され、その後、事業報告と試食会も開催させていただきました。 専門家委員会では、この事業の方向性を真剣に討議。 京たんくろ和牛のブランド化の中身と方向性、そしてこの事業の意義は…と…

長〜い冬を耐え、もうすぐ春!

冬野菜が畑からなくなるころ、ステキな野菜にめぐり合えました。 すぐきの若葉です。 南山から歩いてすぐの森田農園さんで、まだ初々しい、二葉も残っている柔らかなすぐき菜をいただきました。 「いるだけとって行き!」と言われてスポスポと抜き、「京のほん…

ブランド=信用をつくるということ

南山では、圧倒的に有名なブランドの近江牛を取り扱っています。 このたび“認定「近江牛」指定店”として立派な登録証をいただいたのですが、これは年間250キログラム以上の近江牛(但しA4・B4以上の認定近江牛)を販売していることが条件で、南山では年間…

短角牛の端境期が過ぎ、いよいよ旬!

岩手の短角牛がおいしく仕上がるのは、春。 3年前の春〜初夏にかけて、美しい山の放牧場で命を宿した母牛たちは、人と同じ10ヶ月の妊娠期間を経て翌年の3月〜5月に出産ラッシュを迎えます。 それから24カ月・・・。短角牛は、夏山冬里で大切に育てられ、…

「気持ち」というプレゼント

明日はバレンタインデー。 今年も南山の女子たちは、クッキーづくりを頑張ってくれました。 南山の産直元気野菜が、クッキーに! エチエ農産さんからプレゼントされた色っぽいニンジンも、ステキなハートに変身! 美山のほーれん草、京丹後のニンジン、岩手…

元気をくださるすばらしき食農仲間

まだ2月ということが信じられないぐらい、今年はステキな出会い満載の濃い毎日が続いています。 1月29日に勉強に行った「農業ビジネス参入京都地場企業交流会」では、2次産業3次産業からの農業参入の厳しい現実が語られ、逆に農業者の6次産業化事例として、…

学ぶ喜びと実践できる幸せ

1月30日(土)に同志社大学で開催された「元気な命をつなぐ会」の食育セミナーは、おかげさまで定員を軽々超える大盛会で、本当に心地よい涙と笑いに満ちた楽しいひと時でした。 京都府、京都市教育委員会、同志社大学はじめ、多くの方のご助力で、本当に…

原点回帰のお宝発掘

本日、南山においでくださったお客様は、京都府立洛北高校昭和33年卒の大先輩。 加藤松林人画伯の絵が南山にあると知って、はるばる訪ねておいでになったのでした。 加藤松林人先生は、ダムに沈むことになった滋賀県の永源寺村を絵に描きとめておられた画家…

家族経営のむずかしさと幸せの形

1月は、新年早々からたくさんの佳い出会いに恵まれ、本当にありがたいことです。 大中農業婦人会の皆さんと一緒につくりあげた幸せなランチ「大中づくし」に続き、その翌日は木津川市で京都府山城南農業改良普及センター主催の研修会。そこで、熊本大学文学…

華やかに「大中づくし」の宴

今日は、滋賀県の大中農業婦人会の研修会があり、生産者さんが持ち寄られた食材を、南山はなれで堪能していただきました。 バスでおいでになった総勢33名のご婦人方は、皆さん若々しく上品でおきれいなこと! 木下その美さん率いる強そうな大中の女性軍団…

年あらたまり、気持ちも新たに

年に一度、お正月を南山で過ごしてくださるお客様の懐かしい顔・顔・顔…。 大勢のご家族連れが南山でお食事を楽しんでくださるご様子に、スタッフたちも疲れが吹き飛び、うれしい気持ちを分けていただいているようです。 正月三が日は、今日が最終日。ハード…