yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

学ぶ喜びと実践できる幸せ

yakinikunanzan2010-02-01



1月30日(土)に同志社大学で開催された「元気な命をつなぐ会」の食育セミナーは、おかげさまで定員を軽々超える大盛会で、本当に心地よい涙と笑いに満ちた楽しいひと時でした。
京都府京都市教育委員会同志社大学はじめ、多くの方のご助力で、本当に良いセミナーとなりました。


西日本新聞の佐藤弘氏の講演については、翌日の京都新聞に掲載されましたが、音楽と映像も駆使した聴講者参加型のすばらしいものでした。
まったく眠くならない構成!
老若男女さまざまな顔ぶれの参加者一人ひとりが、いっしょに考え、できることを見つけて行動に移せるところへとひっぱってくれる、そんな力のあるすばらしい内容でした。



京都府の山田知事も、京都市の門川市長もおいでくださるという光栄な会でしたが、府や市の職員の方もたくさんご参加くださっていたので、きっと京都はこれから面白くなることでしょう。


第2部のパネルディスカッションも佐藤弘氏がコーディネーターとしてひっぱて下さり、京都市立池田東小学校でも取り組んでいる「子どもたちが作るお弁当の日」の意味深さをじっくり味わうことができました。


子どもたちが食材を買うところから料理をしてお弁当箱につめ、給食の時間に皆で一緒に食べるところまで完結させるのですから、その達成感と、人に食べてもらい誉めてもらえる喜びは格別でしょう。料理をすることで優しい心が育ち、世の中のこと、世界のことにも関心が広がるという教育は本当にすばらしいと思いました。


作る側にまわることで優しくなれる、賢くなれるという、この大事なことを、料理から1歩進んで農作物を作る側のところにもたどり着ければ最高です。


そんな役割を引っ張るのは、まずは食に携わる事業者かもしれません。


実は、セミナーの講師のためのお弁当は、京都のFARCAの仲間「遊食邸」さんにお願いしていたのですが、関社長自らがお届けくださったそのお弁当には感激でした。
食材のすべてに生産者表示のあるこだわり健康弁当! 本当に元気をいただくことのできる、心のこもったすばらしいお弁当でした。


さて、南山では、セミナーの翌日が、エコミーターズランチの集い。
生産者さんの思いをしっかり伝えることのできる、レッドミート代表の短角牛と、こだわりの京野菜のコラボです。


和・洋・韓のテイストで味わう短角牛の主要4部位、モモ・バラ・ウデ・ロースと、追加メニューには短角牛のタン、ハラミ、ホルモン!

そしてミシュランガイドに乗る京都の最高の料理人たち御用達の農家さんから届けていただいた、本当においしい元気野菜!









食材の一つ一つを、農家さんからのメッセージと共に説明してお召し上がりいただくことで、このランチの集いに参加された67名の方々には、とても喜んでいただくことができました。

作る人と食べる人がお互いを認識しあえるランチゆえ、きっとおいしさが倍増したことと思います。


生ごみ堆肥づくりですばらしい味の野菜を作ってくださる滋賀県の岡部農園さんの有機野菜と、今回のランチのためにご提供下さった鷹ヶ峯の樋口さんのお野菜・・・。


お肉のおいしさばかりでなく、もっともっと元気野菜のおいしさについても伝えていかねばと思わされました。