yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

感動の「岩手フレンチ食事会」(準備編)

10月23日(日)は、赤坂サカスのCool Kyoto撤収後、新幹線に飛び乗って、24日の食事会のために岩泉町からおいでくださった野中シェフが待つ南山に帰社。
伊藤シェフ一行も、午後10時過ぎには南山に到着され、そこから食事会の打合せです。
まずは食器の確認ですが、焼肉屋の食器をフルに使って、どんなふうにフレンチの料理を出すのか・・・。


数が揃わない食器でどのように全体のバランスをとるか…。翌日の配席をにらみながら、伊藤シェフはオペレーションまで気を配ってやりくりをつけてくださいました。
キッチンも確認。
いつも「大丈夫ですよ〜。」とゆったり構えておられる伊藤シェフでしたが、さすがに頼りない南山の現状を見て「ちょぉ〜っと、リスキーですね〜。」と、ゆったりした笑顔で一言。



食事会前日は午前2時過ぎまで打合せ、それでも、翌朝7時過ぎには森田農園さんの畑へ。
伊藤シェフは畑をすみずみまで見て歩き、畑の野菜の泥をぬぐい味見をしながら、思いもよらない食材を収穫していかれました。


すぐき菜、キュウリ、白なす、オクラの花、オクラの葉、ほうれんそう、トウのたった野菜の花、そして、日野菜。
畑では、まるで野菜との対話です。時間が押しているので、裏山にも行きたそうなところを、追い立てて南山に戻っていただきました。、





さぁこの日野菜をどうしよう・・・。



即興での京野菜とのコラボ料理の盛り付けが固まり、この後の厨房は戦場と化しました。