yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

なりふり構わず、爆走あるのみ!

効率や、生産性、事業計画といったものが「想定外」の事態で一掃されるような、とんでもない状況が続いています。


こんなときにはもう、なりふり構わずなんでもやって乗り切るしかありません。


細い橋は、びびらず、いっそ爆走して渡ってしまおう! というところです。


昨日は、牛肉の生食の新しい法規制の勉強会後、私たち独自の牛肉の衛生管理と加熱殺菌方法を試し、それが厚労省指定の加熱殺菌方法とどれほどの差となるのかを実験してみました。


この検査結果に基づいてまた実験を繰り返し、厚労省の示す加熱殺菌方法と同等以上のよりよい方法を探し出そうと、とにかくがんばってみています。


料理人ではない役人や学者がつくった規制に対して、料理人側が新たな方法論をエビデンスをつけて提示することで、道を拓くしかありません。


生食のリスクというものが、今や、業界にとっては200万円以下の罰金もしくは2年以下の服役というリスクを意味することになってしまったようで、それがどうにも情けなく、いたたまれない思いです。


そんな折、京都の焼肉屋さん4社が集まって呼びかけ人となり、勉強会を始めることになりました。
食の安全安心を支えるため、業界が一致してがんばる方向で道が開けないものかと、皆で模索しようというわけです。


とにもかくにも、やれることは何でもやって爆走あるのみです。


放射能汚染の問題で苦境に立たされた「いわて短角和牛」も、安全なものは安全だと、粘り強くアピールし続けます。


もうすぐ山から牛たちが小屋に戻ってくるというのに、安全が確認されていた短角牛にまで出荷制限がかかった為に、その風評被害は尾を引き、短角牛の生産者さんたちは窮地に立たされています。


ほんの少しでも短角牛の拡販をお手伝いしようと、南山では10月1日から31日まで、日替わりで短角牛の半額メニューを登場させます。


数量限定、お一人様一人前限りでのご提供となりますが、いてもたってもいられない緊急キャンペーンです。
どうぞ、南山で、元気になれる焼肉をた〜っくさん召し上がって下さい。


なんと、10月1日(土)には短角牛のヒレが、半額メニューとして登場するそうで、私は、東京ビッグサイトのJATA旅博をほったらかして1日には短角牛のヒレを半額で食べに、京都に戻る予定です。
(本当は、「元気な命をつなぐ会」の食育セミナーに参加するために戻るんですけれどね・・・。)


元気な命をつなぐ会の食育セミナーは、満員御礼の熱気に包まれそうな勢いです。
九州のスーパー元気母ちゃん、助産師の内田美智子先生のお話を聞いて、また元気をもらって爆走します。