南山の自慢の産直牛
先日、待ちに待った2シーズン放牧の短角牛が届きました。
岩手県岩泉町の釜津田生まれ釜津田育ちの牛です。
この釜津田こそが、短角牛のルーツ「釜津田牛」の名声を古い記録に残し、明治4年にアメリカからショートホーンが婿入りしてきてからは、ひたすら短角牛の改良を担ってきたところで、大人気ブログ「農家の嫁の事件簿」に釜津田の農家の暮らしが詳述されています。
そのブログによく登場する牛飼い名人のT勝さんが育てた2シーズン放牧の短角が届いたのですからわくわくするではありませんか。
うれしいことに、さすがの味!
やはり、短角牛は粗飼料主体でしっかりと運動し、ストレス少なくスリムに育つほうが味が良くなるのではないかと、この短角牛の味に意を強くしました。
そして次回入ってくるのは、安家(あっか)の合砂哲夫(あいしゃてつお)さんが育てた2シーズン放牧の牛です。
南山も会員として“短角牛の放牧による自然保護”を応援している安家(あっか)の森で放牧された短角牛がついに届くのですから、これはもう、楽しみでたまりません。
2年前に初めて行った岩泉で、安家の合砂さんのお宅にも伺い(上記画像)、短角牛への思いをたくさん聞かせていただいたのですが、ついに合砂さんの育てた短角牛を賞味させてもらえることになりました。
ところで、京都の日本海牧場の山崎さんは、この安家(あっか)で短角牛を飼っておられるTさんと出会ったことから京都で短角牛の放牧をはじめられたというのですから、縁というのは不思議なものです。
京都で育つ短角と黒毛の和牛間交雑種タンクロが、最近非常に注目されています。
このタンクロについて、グリーンチャンネルアグリネットさんも、詳しく取材されすばらしい19分の番組にして放映されました。
現在、南山が取り扱っている自慢の牛肉の情報を、下記に軽くまとめましたのでぜひご覧になってください。
http://www.nanzan-net.com/santyoku.html
近江牛の木下牧場さんたちの取り組みも詳しくご覧いただけます。