yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

春は、短角牛の旬!


春から夏にかけて放牧される短角牛は、お父さん牛1頭にお母さん牛40〜50頭の群れで大自然の中で過ごし、そこで愛が育まれて命が芽吹きます。
そして、翌年の春先に、子牛たちがいっせいに生まれてきます。



生まれた子牛は、雪解けを待って、母牛と共に山で放牧され母乳をいっぱい飲んで大地を駆け回り、丈夫な体をつくります。
そうして丸2年で立派に成長し、出荷適期を迎えます。 


つまり、短角牛がいっせいに2歳を迎える春先が、短角牛の旬なのです!


そこで、南山では、短角牛の旬をボジョレヌーボーのように盛り上げようと、短角牛を愛する仲間たちと盛り上がっています。
その仲間のお一人が「肉のふがね」の府金さん。


府金さんは、短角牛の世界で、近江牛のサカエヤさんのような取り組みを目指してくださっている方で、生産者さんを真剣に応援して、価値あるお肉(可能な限り自給飼料や国産の飼料で健康に育った赤身の和牛)を世に出すことに取り組んでくださっています。


先日、府金さんが京都にこられた折には、木下牧場とサカエヤさんにもご案内しました。
この心意気とこのレベルを、短角牛の世界でもぜひ実現させて欲しいと、こちらも相当気合が入ってしまいました。


さて、府金さんは、4月10日(水)〜15日(月)まで、なんと、JR京都伊勢丹10階で開催される「人気弁当と名物弁当まつり」で、大ヒット弁当「岩手短角牛弁当やわらか煮」を実演販売なさいます。
http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/select/web_isetsu/flash_130410/index.html


府金さんのお弁当は、新宿の京王百貨店でブレイクし、人気ナンバーワンに輝いたすごいお弁当ですので、ぜひ、関西の皆様、京都駅を通りかかる皆様、4月10日〜15日はJR京都駅隣接の伊勢丹10階、催物場へどうぞ。


ついでに、京都駅へ行かれた折には、駅の西口改札前食品売り場「伊勢丹SUVACO」でも、南山のお弁当やお惣菜を販売していますのでぜひどうぞ!


おもえば、この伊勢丹SUVACOさんでは、5年前のオープニング時、担当の方が南山の短角牛に惚れて下さり、短角牛弁当を目玉に、南山の近江牛弁当といっしょに並べてくださったのでした。


しかし、結果はさんざん。近江牛弁当は売れても短角牛弁当はなかなか売れなかったのです。
短角牛を食べたことのない大半の方にとっては、知らない名前の牛肉など、見向きもしてもらえなかったのでした。


あれから5年・・・。SUVACOさんで南山の短角牛弁当が復活することはありませんでしたが、京都で、府金さんの「短角牛弁当」がブレイクしてくれたら、短角牛はもっと知られるようになるかも・・・と、期待大です。


短角牛ファンの皆さま、どうぞ4月10日〜15日、JR京都伊勢丹10階へどうぞ!


南山でも、4月20日から短角牛フェアを開催し、短角牛の生ハムやベーコン、完全放牧短角牛の熟成肉など、府金さんの応援でフェアを盛り上げます。