yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

京都から祈りを込めて


3月に入り、南山のレジ横に設置した東北へのメッセージボードに、暖かいメッセージが集まっています。



赤い丸の中には、「被災者の皆様へ 私たちに出来る事を全力で。」と書かれています。このメッセージ記帳の台紙をデザインされたのは、岩手県宮古市田老町に住む野中恵介シェフ。


野中シェフは、岩泉町のレストラン大地工房で「いわいずみイタリアン」にも挑戦されている、サッカーの好きなイケメン詩人です。


この野中シェフが開発された「いわて短角和牛の串焼き」は被災地への炊き出しで大活躍し、昨年の牛肉サミットで準優勝しました。
私たちは、3月11日の京都マラソンでこの串焼きを「復興串焼き」として販売するのですが、うれしいことに、この日、京都の五山送り火で有名な大文字山に、午後2時46分「白い大文字」が出現します。市民が捧げる復興への祈りです。


http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120305-OYO1T00183.htm?from=main3

3・11追悼「白い大文字」…京都の小学生ら準備


東日本大震災の発生から1年となる11日、京都市左京区の如意ヶ嶽(たけ)(大文字山)に白い画用紙で「大」の人文字が作られる。犠牲者を追悼し、一日も早い復興を祈願する“白昼の送り火”。4日には、計画の中心となる同市立第三錦林小学校の保護者や児童らが、画用紙とともに掲げる寄せ書き作りに取り組んだ。

 白い大文字は、同小の父親でつくる「おやじの会」が中心に計画。当日は、児童や保護者ら約350人が夏の五山の送り火でまきを組む火床(標高300メートル)まで登り、地震が起きた午後2時46分に黙とうした後、「大」を描き出す。

 寄せ書きは、児童らが3枚の布に被災者へのメッセージを書き込んだ。「これからも一緒にがんばっていきましょう」と記した5年の前田野々花さん(11)は「震災の日が近づき、大津波の映像を思い出す。復興を応援したい気持ちを込めた」と話していた。

(2012年3月5日 読売新聞)


3月11日は、京都市立第三錦林小学校の保護者や児童が中心に、京都府勤労者山岳連盟さんも協力して、大文字山に登り、誰でも参加できる行事「3.11京都 心一つに! 大文字からの祈り」が行われるのです。
http://www.dab.hi-ho.ne.jp/kyouto-rozan/3-11kinenevent.html


京都マラソンに参加されるランナーさんにとっても、この白い大文字と共に捧げる黙祷は、心に残るものになると思います。


「大文字からの祈り」に参加なさる方は、白い画用紙や模造紙、あるいは白いバスタオルなどを持参されることをおすすめします。


時間があれば、京都マラソンのゴール地点・岡崎公園へ「いわて短角和牛の串焼き」を食べにおいでください。