３・１１へのカウントダウン
あの震災からもうすぐ１年・・・。
京都では、来る3月11日(日)に、東北復興支援チャリティ「京都マラソン」が行われます。
どんな復興支援かというと、都大路42.195キロを走るランナー15,000人が一人500円以上の義捐金を登録費（1万円）とは別に負担するということのようです。
ところが、そのようなことを知っている市民はあまり多くないのではないでしょうか。
3月11日の京都は、前代未聞の長時間交通規制のことが一番の関心事で、京都マラソンと復興支援がどうつながるのか、どうも見えにくくて残念です。
府外や外国から大勢のランナーを招き、全市民が交通規制に協力して行う京都マラソン。同じことなら少しでもおいでくださったランナーさんを歓迎し、その走りに復興への祈りを託して意義あるものにしたいものです。
そんな訳で、南山ではこの日、店舗前の北山通りを先頭ランナーが通過する朝9時半ごろから最後尾が通過するお昼過ぎまで、駐車場前で短角牛の串焼きを焼いて、マラソン応援を盛り上げることにしました。もちろん、その収益金は東北支援に！
そして、ゴール地点の岡崎公園でも短角牛の串焼きを販売します。
こちらは、東北の食を応援する「食農協働レストラン事業協同組合・FARCA」の取組みで、いわて短角和牛の安全性と、産地の思いを伝えるイベントです。
岩手から生産者さんたちも参加し、ゴール地点を短角牛の串焼きで盛り上げますので、こちらへもぜひどうぞ。
1本300円ですが、ランナーさんには150円で提供します！
この短角牛の串焼きは、被災地への炊き出しから生まれたもので、岩手の田老町に住む野中シェフが開発された、復興のシンボルともいえる名物です。昨年の夏の牛肉サミットでは、感動の準優勝に輝きました！
岡崎公園広場での串焼きの販売は、午前10時〜午後4時までです。
マラソンの応援スポットとしてのおすすめは、やっぱり南山周辺で、このあたりはコースの中間地点です。
南山の第2駐車場はランナーへの給水所になっているのですが、南山の前も第2駐車場前も、往路と復路の両方を見ることのできる贅沢な応援スポットです。
地下鉄北山駅2番出口から徒歩でおいでくださると、串焼きを片手にマラソンを応援していただくことができますよ。
そして、さらに南山では、ランナー応援メニューもつくり、明日3月1日〜11日まで、短角牛の焼肉セット（蜂蜜レモンゼリーつき)を、ランナーさんには半額の1500円で提供します。
短角牛は、疲労した筋肉の再生効果が抜群の赤身の和牛。3月11日に向けて京都へ試走においでのランナーさんが、選手登録証か、ゼッケンを提示くだされば、ランナー価格で提供させていただきます。
被災地へのメッセージも、こんなふうに書いていただこうと思っています。
さらに、京都マラソンのボランティアスタッフさんには、3月11日(日)当日スタッフウェアでおいでくだされば、ご飲食代金を10％引きにさせていただきます。
・・・と、いうわけで、3月11日は、南山のスタッフみんなで、ランナーさんやボランティアさんをねぎらい、東北へのエールを送る1日にしようと思っています。
3月11日は、短角牛の復興串焼きを片手に、ぜひ京都マラソンを応援してください。
