yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

できることを全力で!


当分傷が癒えそうにない大震災から1年。「がんばろう、日本! できることを全力で!」という思いは、1年たった今も色あせることなく、日本中を包んでいるのではないでしょうか。


昨日の京都マラソンでは、たくさんのランナーさんやボランティアさんたちが、全力で頑張って、一大イベントを成功させてくださいました。



高低差90メートルという厳しいコースにもかかわらず、95.4%の完走率だったそうで、ランナーさんの頑張りは、沿道で声援を送る人たちを元気づけていました。




北山通りの南山前通過時には、南山で販売している短角牛の串焼きの匂いがたまらなかったようで、南山手前から顔を左に向けてにおいの元を探すランナーさんたち。
「ゴールに行ったら食べられますよ!」という声援に、頑張って走り続けるランナーさんもいれば、辛抱たまらず、串焼きとビールで一服されるランナーさんもおられました。






南山では、FARCAの仲間の応援で、短角牛の串焼きをゴール地点の「特B級ご当地グルメフェスティバル」で販売したのですが、有り難いことに大盛況!



強風と戦いながらの串焼きの販売は、ブースの飾りつけや風向きで変わる火力にひと苦労させられましたが、短角牛の串焼きの匂いにつられて、朝10時の開店と同時にたくさんの方が行列をつくってくださいました。



京都のゆるキャラ、「どすえちゃん」も会場に登場し大人気。



長い行列を待っている間には、被災地へのメッセージをたくさんの方が書いてださり、東北への暖かい想いをしっかりといただくことができ、本当に良い経験をさせていただきました。



ランナーさんたちも、晴れ晴れとした表情でたくさんおいでくださいました。
(やっぱり、北山通りの南山前を通るとき、「ゴールに短角牛の串焼きが待っている」ということが励みになったそうです)



3・11という特別な日に、私たちなり「できることを全力で!」 
そんな復興祈念の1日でした。


京都と岩手をつなぎ、被災地への炊き出しから生まれた「復興串焼き」を3・11に、京都マラソンで披露することができ、本当に良かったです。


短角牛の串焼きにいぶられ、燻製になって頑張ってくれたスタッフや、助っ人に来てくださった京都マラソン抽選落ちのアスリート・K女史、休憩なしのぶっ通しで一緒に頑張った、岩手の男衆たち、本当にありがとうございました。



この短角牛の串焼きを開発された、岩手県宮古市田老にお住まいの野中シェフが、今朝のブログで、震災1年を振り返った記事を書いておられました。
http://kyounoinak.exblog.jp/17939406/


共に歩む者として、これからも私たちは、できることを全力で、頑張っていきたいと思います。


被災地応援への想いをこめて短角牛の串焼きを食べてくださった、たくさんの方に心からお礼申し上げます。
有難うございました。