yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

催事というお祭りの元気な賑わい

yakinikunanzan2010-09-17



地域産品の販路開拓を支援して、地域を元気に!そして日本を元気にしようという「地域力宣言」事業が、全国で展開されています。


南山も「京たんくろ和牛」を地域産品としてブランド化しようという農商工連携事業の認定を受けたことから、お声かけいただき、大丸での「地域力宣言ニッポン全国物産展」への出展となりました。



大丸さんの一従業員として1週間をすごす心得を叩き込まれた後、初日は見よう見まねで売り場作りをしてスタートしました。


おいしそうな顔をした男前の芸人さんが、ブースを回って地域産品の紹介をするハプニング取材もありました。
「京都産100%」のお弁当を、「京都がぎゅっと詰まったお弁当なんですな〜」と表現してくださったり、京とうふのおからを食べておいしいお肉になった「京たんくろ和牛」を「はんなりした牛なんですな〜」と言ってくださったり、なにより、本当においしそうに試食してくださったのがうれしいことでした。
いやぁ〜、「京都がぎゅっとつまった、京たんくろ和牛のお弁当」、ほんまにおいしいんです。


初日の様子は、京都のKBSテレビで18日の9時〜9時半に放映されるそうです。



初日の営業が終わると、地域力宣言事務局の熱意あふれる優秀なスタッフさんが、売り場のライトアップやレイアウト変更など、いろいろアドバイスしてくださり、薄暗い売り場に電気を引いてくださいました。



おかげで、二日目からは裸電球でライトアップ。
3日目の今日は、よねすけさんが取材に回られ、11月にテレビ東京虎ノ門市場という番組で放映されるということです。


100%京都産のお弁当の食材にはネームも貼りました。



地域力宣言は、「地域を元気に、日本を元気に!」という熱い意気込みが感じられる事業で、大丸7階の催事場は、平日だというのに、お客様でごった返しています。まさに、出店(でみせ)がたくさん並んだお祭りの風景です。




この行列は、丹後のばら寿司「とり松」さん。
催事の名物風景です。
超人的な職人さんが、朝から晩まで休憩なしで一人でばら寿司を箱につめて行かれるのですが、その早送りのような高速回転職人芸は、見ものです。
日替わりで売り場に立たれるマネキンさんも、嫌でもたちまちパックの達人になってしまうようです。


初日の営業終了後、帰り際に、まだ翌日の食材を運んで、きびきび動いておられる「とり松」の職人さんとすれ違ったので、思わず、「神や〜!」と拝んでしまったのですが、この近寄りがたい気迫の職人さん、デヘ〜と笑って、「そんなことありません。そんなんちゃいます」と振り返りながら、かいらしい笑顔で照れておられました。


で、前を見てへんもんやから、たくさんの荷物のカートを押しながら2回もぶつかりかけてはりました。・・・人間や〜!

しかし、同じ人間でも、ほんとにすごい方です。


さて、しっちゃかめっちゃかの不慣れな南山の京たんくろ和牛弁当は、大盛りの「カルビ重ね」(1680円)が一番よく売れ、これには驚きですが、「ほんまにおいしかったわ〜」と、お客様からメールが届いたのはうれしいことでした。




南山の出店(でみせ)は、何年経験を積めば、祭りの花になれるでしょう・・・。


大丸の南山のブースは、とり松さんの少し先にありますので、がんばってすごい人混みを突破してお越しください。
南山のちょうど目の前には休憩所もありますので、はんなり育った京たんくろ和牛のお弁当で、ほっこりしておくれやす。