短角・黒毛・F1の産直フェアー
生産者さんは、自分の育てた牛を味見することができません。
どんな味だったか、お客様が喜んでくださったかどうかは、
生産者さんにとって一番気になるところです。
お客様の声を生産者さんにお届けするための「産直フェアー」
というのを急ピッチで企画中です。
本音は、さむーい恐怖の2月を活気付けたいということなのですが、
これは、ヒマな時期だからできる企画というわけでもあります。
南山がたどり着いた産直牛は、椎名さんの八千代黒牛(F1)も、岡喜さんの
近江牛(黒毛)も、どちらも、脂がしつこくなく、あっさりとした
上品な旨みのあるお肉です。
サシの入った上等すぎる和牛は、南山のタレになじまず苦労したのですが、
椎名さんと岡喜さんのお肉は、南山のタレと相性がよく合うようです。
この2つの産直牛に「農村協働工舎」のソーセージも加え、それでもまだ少し
もの足りないので、岩手の短角牛もここでお披露目することにしました。
牛肉の調査研究事業で、岩手県農業研究センター畜産研究所の方々にも
大変お世話になり、ここで希少な野の牛「短角牛」の魅力に取り付かれて
しまいました。
昨年11月に短角牛とタンクロ(短角×黒毛)の試食をし、試験的に販売も
してみたのですが、これがなかなか好評だったのです。
年末年始のあわただしさが一段落したこのヒマな時こそメニュー化のチャンスです。
畜産研究所で短角の魅力を熱く語ってくださった小松さんは、お客さまからの
お声を肥育技術の向上に生かしたいと、「感想」を心待ちにしてくださっています。
お客様も一緒においしい牛肉づくりに参加していただこうという産直フェア、
ご意見ご感想をご記入くださったお客さまには、
お食事代金の50%分のお食事券進呈! と、気合を入れています。
華やかに産直牛を盛り合わせた「ご馳走ランチ」も用意しました(写真)。
お野菜もたっぷり召し上がっていただけるよう「手づくりナムル9種盛」も
数量限定でご用意します。
季節のナムルは、南山のチャングムと呼ばれている名人がつくります。
2月をお楽しみに!
ちなみに「南山のチャングム」の料理は、比叡平店でつくっています。
ここで南山のキムチや薬味調味料もつくられ、創業40年の味が引き継がれています。
南山の比叡平店へも是非おいでくださいませ。