yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

いただきます。地元産

yakinikunanzan2010-07-12



南山の土用朝市は、毎年夏場の7月〜9月は休んでいます。
野菜やお肉も人も、駐車場の暑さでへたれてしまうからです。

そこで…、7月から南山の店内にミニ直売所をオープンしました。


森田農園さんのべっぴんなトマト、岡部農園さんの元気な野菜たちが並び、南山のたれやドレッシングも、急きょおしゃれして並べられました。




本日おすすめのお肉は「近江牛の切落し」です。
木下牧場のみなさんもPOPに登場。(一人足りないのでまた写真を取り寄せねば・・・)


ところで、先日、京都府の「いただきます。地元産」プラン検討会に出させていただいたのですが、京都府下の朝市や直売所の54%が年商300万以下だとのこと(無人・個人を除く)。



それだったら、わたしらもがんばれば、上位に入れるやん・・・。なんて思っていたら、ご講演くださった「JAおちいまばり」の直売所「さいさいきて屋」店長西坂文秀氏のお話にノックアウトされてしまいました。
http://www.islands.ne.jp/ochiima/yorozu/choku/choku.html


年商20億。そのうち、カフェとレストランで3億。カフェとレストランの仕入れが1億としたら、16億円が直売所での正味売上です・・・!!


1400軒の農家さんが出品され、そのうち、専業農家さんが5%というのですから、そこがすごいところでしょう。
農家さんの農協離れを食い止めるため、農協が「農強」となることをめざして、徹底的に地元今治産の食材にこだわって、農家所得の向上を図っておられるのです。


食育も、あっけにとられるすごいレベルで、子どもたちのためのキッチンスタジオもあり、子どもが料理を作れるように指導。料理教室は英語だけでのレッスンなんてことにもとりくんでおられるとか・・・。
農業体験は、米作りから、おもちをついて直売所で販売することまで含めて全10回コースでみっちり。これはもう、6次産業化教育というべきところでしょうか。


南山も、高い目標を掲げて頑張らねば! ということで、近々JAおちいまばり「さいさいきて屋」さんへ突撃視察を企てます。



本当に恥ずかしながら、見よう見まねのミニ直売所、タレにとラベルの見本を貼ってみたものの、お客様から「これ、どこで作ったはんの?」と質問されてしまい、かっこよくなると手づくり感が遠のくのかいな・・・と、試行錯誤でうろうろしています。


南山のミニ直売所においでになれない方のため、WEBショップもオープンしていますので、どうぞよろしゅうおたおのも〜します。

http://nanzan.open365.jp/