yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

大切な人に食べさせたい食

 

昨日、食と健康セミナーの交流ランチで「近江プレミアム牛」をいただきました。
木下牧場さんが長年の試行錯誤を重ね、後継者を育てつつ余力を投じて挑戦してくださった貴重な牛さんです。



私はとにかく味見をしたかったので、即効で焼いて一口かじり、あわてて写真をとったのですが、自給の牧草中心に地元産のえさだけで育てられた近江牛の味の深さに、感動しました。



牛さんの名前は「こうへい」ちゃん。ひらがなの名前ですからメス牛です。
脱走を繰り返しやんちゃに元気に育った健康優良牛だそうで、小ぶりな但馬系の牛が更に小さくがっちりと育ちました。多分、昔の近江牛もこのお肉のような濃いお味だったのではないでしょうか。


↓「こうへい」号は、輸入飼料なしで、こんなものを食べて育っています。



「近江プレミアム牛」は、木下牧場さんご一家が大切にしたい人たちのために、気の遠くなる手間ひまをかけて育ててくださった特別なギフト、達人の遊びとも言える希少品です。


そんなお肉を、昨日の食と健康セミナーの講師、宗田哲男先生にどうしても食べていただきたかったので、本当はもっと熟成させてからお出しすべきを無理やり間に合わせていただいたのでした。


宗田先生は、1日1食、夕食にお肉をたっぷり食べて寝るという、野生のライオンを見習った糖質制限食を実践され、ご自身が5ヶ月で15キロ減量して糖尿病から回復された産婦人科医です。



不治の病といわれる糖尿病が増え続けている中で、薬ではなく食で健康を取り戻せるということを、大切な患者さんのために普及しておられます。


「知らないことは罪である。知ろうとしないことはさらに深い罪である」と、言われますが、「知っていることを大切な人のために伝える」という誠実な生き方をしておられるお医者様がいてくださることは本当に心強いことです。


私たちも、家族や社員、友人、お客様をもっともっと大切にするために、「健康な命をつなぐ食」を誠実に支えていきたいものです。



宗田マタニティクリニックで妊娠糖尿病を乗り越えて無事出産なさった若いお母さんも赤ちゃん連れでご参加くださいました。宗田マタニティクリニックでは、赤ちゃんと一緒に大切な家族を守れる「お母さん」たちが生まれているのですね。