yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

ベネットの青木隆夫社長

yakinikunanzan2006-01-06



南山が、牛肉の調査研究事業に取り組むきっかけとなったのは、
「あんしん村」という直売所の経営をなさっている椎名牧場さん
との出会いからです。


昨年の3月から仕入れるようになった産直「八千代黒牛」(交雑種メス)を
お客様にどのようにアピールしようか・・・、椎名牧場と「あんしん村」を
ご説明するにはどうすればよいか・・・と、ネットで調べているうち
青木隆夫さんのブログにたどり着きました。 http://ameblo.jp/venet/


「農業ほど儲かる産業はない」というテーマで、全国の農産物直売所の
経営指導や出版をしておられる青木隆夫さんなら、レストランも直売所と
見立てて応援してくださるに違いないと思い、この調査事業が
補助金の対象として採択されるやいなや、椎名さんと一緒に、
青木さんを東京の事務所へ訪ねました。


なにぶん全国を飛び歩いておられる多忙な方なので、かなり迷われましたが、
粘り強くお願いした結果、この事業の「委員長」を引き受けてくださいました。


そこからまた南山の幸運が始まります。


責任感の強い方なので、「それならば、獣医の“モクモク”の吉田専務や、
月刊飲食店経営の千葉編集長も専門家委員に加わってもらいましょう。
視察先は岩手や宮崎や・・・」と、次々に事業の骨組みができあがり、
ざっとしたスケジュールまで押さえていただくことができました。


「あらあら、これじゃ丸投げですねぇ・・・。」と、あわてながらも
食いしん坊のサンタクロースのような風貌の青木さんは、焼肉に惹かれた
のかどうかはわかりませんが、なんとか覚悟を決めてくださいました。


椎名牧場の椎名寿行さん、森安常義先生、青木隆夫委員長、
モクモク手づくりファームの吉田修専務、㈱商業界/月刊飲食店経営の
千葉哲幸編集長、そして㈱牛心の伊藤勝也社長・・・!!!
そうそうたる専門家委員の先生方から、「いやぁ、ほんまに何にも知らんのやなぁ」と
あきれられながら、取り組んできたのが牛肉の調査研究事業です。


1月25日の締めくくりの会で終わってしまうのは、なんとも残念です。
どうすればこんなに面白い勉強会をこれからも継続させられるか、
来週開かれる委員会で先生方にじっくり相談してみるつもりでおります。


「モクモク手づくりファーム」  http://www.moku-moku.com/index2.html


月刊飲食店経営 http://shogyokai.yume-net.ne.jp/hanbai/common/zassitop.asp?m=04


椎名牧場・あんしん村 http://www.nanzan-net.com/yachiyo.html



*写真は、青木委員長の計らいで視察させていただいた岩手県の種山畜産研究所。種オス牛の研究についてしっかり教えていただいた。人工授精で種がつかなかった場合はもう一度やり直すそうで、その手数料のことなども伺った。で、つい「種付け料は、成功報酬ですか?」と質問して失笑を買い、顔から火が出そうになった。