yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

黒毛和牛の子牛を見て、椎名さんが驚いたこと・・・

子牛の競りといっても出されるのは7〜11ヶ月の牛たちで、
毛づやのよい、堂々たる体格の黒毛和牛が並んでいます。


我らが産直牛「八千代黒牛」(交雑種)の生産者・椎名さんは
この子牛の立派さを見てたいそう驚かれました。
その理由は・・・
「9ヶ月ほどの子牛が、こんなに立派なのはおかしい」
ということでした。


1ヶ月のスモールの子牛を導入して育てておられる
椎名さんのところでは、この時期の子牛は骨格と
丈夫な胃袋をつくるための飼料を食べさせているので、
毛もぼさぼさで、みっともない姿をしているとのこと。


黒毛和牛の世界は「盆栽づくり」に例えられているそうですが、
子牛のときから見た目中心の「強制肥育」がなされる運命に
あるようでした。