子牛の競り場見学
宮崎で子牛のセリを見せていただく機会がありました。
まるでカーニバルのような雰囲気で、
本当に面白いところでした。
なんといっても、二日間で1000頭以上の子牛が
売られるのですから、すごい活気です。
農家の方が子牛を連れて延々と列を組み、
気が遠くなるほどの時間、順番を待つのですが、
その風景もまた楽しげで、牛にも農家の方にも
晴れ晴れとした誇らしい雰囲気が漂っていました。
子牛の体重や雌雄、月齢、怪我などの状況等が
マイクでアナウンスされ、あっという間に電光掲示板
の金額が変わっていき、競り落とした人の名前が
アナウンスされて、電光掲示板にも表示されます。
1頭50万円前後で売れていき、なにやら立派な経歴の
ありそうな子牛には、70万円以上の値がついていました。
こんな高値で買われるのは、繁殖用のメスなのだそうです。
*写真は競りの順番を待つ立派なメスの子牛。私たちの調査研究事業の委員長を勤めてくださっている青木隆夫さんが、この写真を撮ってくださったのですが、この牛が出てくるとき、「これに一番の高値がつきますよ」とおっしゃり、見事その通りになりました。