yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

近江牛

南山のもうひとつの産直牛「近江牛」はあまりにも有名な銘柄です。


南山は、銘柄や格付け等級にこだわらずに、「おいしさと安心安全」を
基準に仕入れをしていますが、南山の産直・近江牛は、視察先として
出会った滋賀県竜王町の岡喜(おかき)牧場さんのお肉です。
岡喜牧場の女将さんと3人の息子さんのお人柄に魅かれ、どうせ黒毛和牛を
仕入れるのならこの方達のところから! と頼み込んで分けていただく
ようになったので「岡喜牛」という言い方もします。


岡喜さんによると、米どころの近江には、もともと農耕用の牛がたくさん
おりましたが、農業の機械化で農耕牛が不要になり、代わって肉用牛が
肥育されるようになったそうです。


一昔前は、但馬の牛を近江で育てるのが主流だったようですが、
純粋但馬の牛は、血が濃い分虚弱で育てにくいということもあり、
今では但馬の牛以外にも、仔牛の産地、宮崎・鹿児島等九州や、
山口の仔牛も導入されています。