yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

「食べもの共同体」づくりをめざして


明日7月24日(水)は、いよいよ「よみがえりのレシピ」上映会と「夢いっぱいに食の未来を語る会」。
昨年2月に、アルケッチャーノの奥田シェフのお話を岩手で聞いたときから、是非こんな会をしたいと暖めてきた企画です。




奥田シェフに触発された人たちが、各地でどんな食のネットワークをつくっていくか、そう考えるととても楽しみです。


「夢いっぱいに食の未来を語る会」では、輸入飼料に一切頼らずに自給飼料と地元産のエコフィード近江牛生産をする木下牧場さんのお話、そのプロジェクトを仕掛け、生産者と飲食店を育てるサカエヤの新保社長のお話に続き、愛農学園農業高校で有機農業を学んだ若者も、自らの「でっかい夢」を語ってくれます。


「医者という職業はお金儲けになる。そして医者は病気の人を治す。一方で農業者は安全な食べ物を作って病気の人を出さないようにする。だから、医者も大事だけど農業も大事だ」ということを、愛農高校で学んだ若者は、循環型の有機農業から一歩進み、大自然の循環の中で命を芽吹かせる山のすばらしさについても語ってくれるようです。


マネー資本主義という、交換手段でしかない架空の価値であるカネを追い求める人たちとは一線を画し、命の糧である食べものを一緒に守り、人間が幸せに生きるための共同体づくりをめざす人たちと、ワクワクするようなつながりをつくっていければと思っています。


https://www.mmjp.or.jp/ssl.nanzan-net.com/event/20130724.html