yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

幸せな食を支える


先日、琵琶湖でオフラインサミットというすばらしい勉強会があり1泊2日の合宿に参加させていただきました。



そこではソーシャルメディアの質を学んだのですが、最後のパネルディスカッションで講師の先生方が「儲かる」ということについての考えを披露されたのが圧巻でした。


どなたの口からも、金儲けとは程遠い、生き方のすごさだけが語られたのです。
よりよいものをお客様に届けるというお客様への尽くし方、希少な地域資源や農業を守ろうとする情熱など、パワーに満ちた思いが熱く語られ、この〆のお話から、「儲かる」ための核心が語られているということに、私はすっかり感動してしまいました。


「儲」という字は「信+者」と書くのですから、儲けるということは、とどのつまりは信じてくださるお客様を増やすということなのでしょう。
お客様の信頼に応えて、その期待を超える誠実を尽くすことでしか「儲かる」という状況は作れないということを講師の先生方は語られたように思います。


大資本や権力・権威を持った人たちの不誠実さでお先真っ暗な世の中で、すばらしい方々にお会いでき、小さな南山も、がんばろうと、大きな勇気をいただきました。


南山にできることは、本当に良い食を支えること。食と農、人と人をつなぐこと。
というわけで・・・。



6月29日には、近江牛のA1〜A5の食べ比べと、格付け等級というものさしの見方や、牛肉の本当の価値の見分け方についてのセミナー、お肉が体にどう良いか、お肉の健康的な食べ方についのセミナーも開催します。(もうしわけありません。満席です。)
https://www.mmjp.or.jp/ssl.nanzan-net.com/event/20130629.html



7月24日には、ドキュメンタリー映画「よみがえりのレシピ」上映会と、「夢いっぱいに食の未来を語る会」と題したトークと交流会を開催します。
https://www.mmjp.or.jp/ssl.nanzan-net.com/event/20130724.html


「よみがえりのレシピ」には、地域の食は地域で守れるという、すばらしい実践ノウハウが詰まっています。是非多くの方にご参加いただければ幸いです。


6月15日〜の近江牛フェアにもご期待ください。



http://www.nanzan-net.com/fair/1306_1.html


「正直者が自らの誤りに気づいたら、誤りをやめるか正直であることをやめるかのいずれかである」


正直であり続けようとする近江牛生産者さんたちと、それを支える仲間たちのすばらしさを伝えていければと思います。