yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

美味しく楽しく元気になれる食

昨日は、南山のキッチンで二級パン製造技能士の高瀬靖弘さんによるパンづくり教室が開催されました。



高瀬さんは、南山の美食ダイエットイベントに何度もご参加くださっている方で、目が霞んでしまってから、糖質制限食をはじめ、なんと2年で30キロ減量されたのだそうです。


病に立ち向かって、ご自身のために「糖尿人が食べても大丈夫な美味しいパンづくり」をしてこられ、それで健康を取り戻されたのですから、大したものです。


今や、ローカーボパンづくりのコツを伝授するために日本全国を飛び回っておられ、南山に集まった16人の方々にも、パンが大好きなパン職人のプロの意地を見せて、ローカーボパン独特のコツを教えてくださいました。


ちなみに、いかにもパン職人という感じの昔の高瀬さんはこんな風貌。まるでアンパンマンみたいです。



ローカーボパンづくりは、イースト菌のエサになる糖が少ないから、寝てる子をたたき起こして水をぶっかけてそれ行け〜!と、学校へ走って行かせるような感じで・・・と、糖質オフな粉(グルテン粉+大豆粉+ふすま粉)と水とイースト菌をパンに育てる過程を、なんともタフな愛情表現で説明してくださいました。


バターはグルテンがしっかりたってから投入すべし、乾燥とオーブンの温度に細心の注意を! 等々、パン生地を何段階も皆に触ってもらいながら、ご自身の糖尿との戦いや、パンへの思いも語って下さいました。


ちなみに、今の高瀬さんはこんな風貌です。



出来上がったパンに、参加された皆さん、「こんなに美味しいローカーボパンができるとは!」と、感嘆されました。



牛肉を美容食・健康食として追求している南山も、パンを健康食として美味しいものに進化させた高瀬さんも、誠実な仕事を積み重ねようとしているところが共通の食のプロの仲間だといえます。


昨日集まった方々も、医療や教育、農業、伝統芸能など、様々な分野で誠実であろうとしている方々ばかり。


糖質制限食という目からウロコの健康法は、糖尿病からの回復やメタボからの脱却という、それまで諦めていた悲しい現実を打破して健康になった人たちの小さな成功体験が、人を前向きにし、明るく楽しく誠実に生きる方向へと誘ってくれているように思います。


食後は、希望者10名ほどで江部康二先生率いるバンド、ターニングポイントの定例ライブへ。
「ターニングポイント」とは本当に言い得て妙なバンド名です。


人生の様々なターニングポイント、特に健康に自信を取り戻すことをお手伝いできる仕事が、私たちは「健康に育った赤身の和牛」でできるのですから、これから、ますます仕事が楽しくなりそうです。


高瀬さん、ご参加くださった皆さん、本当にありがとうございました。


来月は3月15日(金)に世界文化社から出版される桐山秀樹氏の新刊「糖質制限なでしこダイエット部の大逆転」出版記念の食事会を予定しています。