yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

感謝感謝のプレミア近江牛お披露目会

7月19日のプレミア近江牛お披露目会は、本当にすばらしい会でした。


当日は写真を撮る暇がなかったため、参加者の方のブログ記事を貴重な記録としてリンクさせていただきたいと思います。


なにわの社労士井寄奈美さんのブログ(空腹時閲覧注意という注釈付きです)

http://iyori.keikai.topblog.jp/blog_detail/&blog_id=7&id=161


いよりんさん、詳細な素敵な記事を、本当にありがとうございました。


輸入飼料ゼロで、自家産の牧草(サイレージ)を中心に豆乳粕やおから(いずれも国産大豆使用のもの)、近江の淡海酢粕などで育てられた、前代未聞のプレミア近江牛がどんなお味だったか・・・。本当にもうそれは、筆舌に尽くしがたい絶品でした。



↑サルティンボッカさんが作ってくださった「塩麹でマリネしたイチボローストビーフステーキ」
※この画像は、サカエヤの新保社長のブログより拝借しました


私は、閉店後のキッチンで、残ったお肉を切り分けてスタッフたちとつまみ食い風に食べただけなのですが、ソースなしでも驚く程の素晴らしいお味だったのです!!


サルティンボッカさんへ行って打ち合わせをした時のお肉、試作にこられた時のお肉のお味を、さらにさらに超越し、本当に素晴らしいお味だったのです!

プレミア近江牛、恐るべし! です。



この日の食事会の舞台裏はこんな感じでした。



南山の3階のキッチンで、サルティンボッカさんの木村シェフとスタッフさん達がローストビーフステーキと前菜の仕込み中。



塩麹でマリネしたイチボのステーキは、こんなふうにアミ脂でくるみ、余分な脂を吸い取る野菜の上でローストされます。
お肉が火傷しないように休ませながら火入れをするという、木村シェフの技が光っていました。



3階のキッチンで仕込まれた前菜たちは2階の食事会場、はなれのキッチンで盛り付けられました。



海の幸の前菜盛り合わせ(ほうれん草のパンナコッタとズワイガニベネチア風サラダを添えて)完成です。



南山からは、こちらも絶品だった塩麹の水キムチやお野菜とプレミア近江牛の味の違いを知っていただくための5種の和牛食べ比べ盛り合わせ。



↑この画像は北九州からご参加くださった三島先生のブログから拝借しまいた。(三島先生、翌日の講師も含め本当にありがとうございました)

http://blogs.yahoo.co.jp/misimyk/44764791.html



清水焼窯元・伊藤南山さんの器に盛った締めのオルツォ(牛すじ肉と大麦のリゾット)も絶品で、なんとこのお出汁には近江牛ドットコムのもつ鍋のスープが使われているというのですから、サルティンボッカ木村シェフのセンスは最高!


大いに盛り上がっていた会場の皆さんも、アンケートにはしっかりご協力くださいました。(会場は、一瞬真剣な風景に変わりました。)



最後はプレミア近江牛を育ててくださった木下牧場さんへの感謝状贈呈です。


↑この画像も北九州の三島先生のブログから拝借しまいた。
http://blogs.yahoo.co.jp/misimyk/44764791.html


感謝状は、木下牧場に、こんなふうに飾ってあるそうです。



素晴らしい食事会がお開きになり、南山のスタッフとサルティンボッカのスタッフたちが仲良くお見送り。
木村シェフの御曹司くんも、尊敬するお父さんのお仕事ぶりに感嘆しながら、イケメンストリートに並んでおられました。



関係者みんなで記念写真。本当に感謝感謝です。みなさまお疲れ様でした。



記念写真のあとは感謝の食事会第2弾。
サルティンボッカのみなさんと、もうひとりの立役者、ワイングロッサリーの中谷さんにこの日のフルコースを全て味わっていただきました。



ワイングロッサリーの中谷さんには、彼が推薦してくださったワインの説明とワインのサービスの指導をお願いし、無理やり会場へおいでいただいたのですが、そこは元ホテルマン。
焼肉のオペレーションしかわからない南山のスタッフたちが右往左往する状況を見過ごせず、最後の最後までホールのサービスを取り仕切ってくださったのでした。


翌日の朝礼の「ありがとう報告」では、ワイングロッサリーの中谷さんへの感謝が、スタッフから涙ながらに語られたのでした。


本当にスペシャルすぎる食事会、プレミア近江牛の真価は、これから徐々に明らかになっていきます。


8月17日には、グラスフィーディングのプレミア近江牛穀物肥育の通常近江牛、グラスフィーディングのプレミアム短角牛、グレインフィーディングの通常短角牛を、それぞれと畜日を合わせてドライエージングしたものを官能検査と成分分析をすることになっています。


府立大学の佐藤先生によると、第1回目(7月6日)の成分分析結果は、なんと、プレミア近江牛がこの4種の中で一番水分が少なく、脂肪の酸化度を計測するTBARSでも最も優れていたとのことで、佐藤先生曰く、「プレミア近江牛に食べさせていたものを人間が食べると、人間も健康になりますよ」とのことでした。


ドライエージングで脂質の劣化がなく、旨みだけがますグラスフィーディングの牛肉の良さが明確になるかどうか、結果が今から楽しみです。