yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

FARCA5周年と南山の10年

yakinikunanzan2011-06-28

6月23日(木)は、午後5時まで休業させていただき、FARCA5周年の記念講演会にスタッフも皆で参加して、西日本新聞社の佐藤弘さんから、面白くて、眠くならない「ためになる話」をたくさん学びました。


「正しい話は・・・面白くない」、「正しい話は・・・眠くなる」ということを前提に、「食と命の大切さ」を子供たちにどう伝えるかというお話だったのですが、「よく噛んで食べること」の重要性や、体験を通してしか食育などできないこと…、など、何度も何度も大笑いしたり、涙を流したり…。
佐藤さんのお話は、本当に感動的でした。(何度聞いてもすぐ忘れるということでもあるようですが・・・)


この日、講演会の後はFARCAの交流会に引き続き、総会と南山のスタッフミーティング。
「南山はなれ」は、FARCAの仲間の応援を受けてFARCA発足と同時に産声を上げ、食農協働レストランを目指して、5年をひた走ってきたのでありました。


あれから5年も経っているのに、いまだ鳴かず飛ばずの本当にお恥ずかしい南山ですが、
「南山はつぶれた方がお客様のためにも従業員のためにもなる。お客様はもっといい店でもっとよいサービスを受けられるし、従業員ももっとまともな企業に再就職したほうが幸せだから・・・」と、死を宣告された10年前のことを思うと、こうしていまだに生きながらえていることが夢のようです。


どうしたら必要とされる企業になれるのか、歩みは遅くとも、日々少しでも向上しているかどうかだけを見て、気を取り直し、歩き続けるしかありません。そんな頼りない社長の元で、スタッフ達は部署ごとに具体的な目標とスケジュール作りをしてくれました。