yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

いわて短角和牛がつなぐ縁

6月24日(金)は、新幹線でみちのく岩手へ。
まずは、短角牛でお世話になっている山長ミートの槻木専務にご挨拶に行き、二戸の短角牛の目指すところと槻木専務の短角牛への熱い思いを伺うことが出来ました。二戸の短角牛は、短角牛の生産者でもあった山長ミートさんの思いが支えているもののようです。
「とにかく美味しい短角牛をできるだけ安く提供してお客さんに喜んでもらいたい。儲からないけれど、お客さんに喜んでもらえて、雇用が守れれば、それだけでいい」槻木専務は、終始ニコニコしながら、生き生きと短角牛の魅力を語ってくださいました。


そして翌25日は、なつかしの岩泉へ。
震災復興イベントの映画会で、岩泉の短角牛生産者さんたちといっしょに、短角牛の串焼きを振る舞って、短角牛関係者の皆さんとの飲み会も楽しませていただきました。


 


 



岩泉の短角牛は、短角牛発祥の地、岩泉の人々の暮らしと共にある文化そのもので、岩泉の山の緑と水をつくりだす一要素とでも言うべき存在です。


二戸の短角も岩泉の短角も、どちらも「いわて短角和牛」というブランド牛なのですが、生産方式も味も違い、私たちは、「いわて短角和牛」をどのようにお客様に伝えるべきか真剣に悩みながら、産地での勉強をさせていただきました。



映画会では、「やぎの冒険」と「ドラえもん」の間に「奇蹟の近江牛物語、なかのりさんありがとう」も上映していただきました。



そして26日(日)は、短角牛に会いに釜津田と早坂高原へ。
釜津田では、畠山さんのところのプレミアム短角牛のマスの中に、やまけんさんの草太郎が品の良い姿で元気に育っていました。



農家の嫁の事件簿でおなじみの三上家では、ヤギのはなちゃんが舌草刈りに励んで愛嬌を振りまいていました。




・・・被災地で見聞きしたことは、やはりあまりにも重過ぎて、言葉にできません。
そして、その大震災から立ち上がろうとしておられる岩手の方々の魅力もまた、簡単に書ききれるものではありません。


南山では、今、「いわて短角和牛」の応援キャンペーン中。
8月20日・21日に滋賀県大津市の“なぎさ公園おまつり広場”で開催される「牛肉サミット」に、南山は「いわて短角和牛」をエントリーしています。


短角牛生産者さんたちとの飲み会では、この、真夏の牛肉料理対決でグランプリを目指そうと、ついつい盛り上がってしまいました。見事優勝に輝いた暁には、短角牛生産者さんたちはブーメランパンツで、琵琶湖に飛び込む予定です。


http://kyounoinak.exblog.jp/15839612/
どうも、飲みすぎたようで・・・。