yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

南山にできること


5月30日、南山のスタッフ2名が岩手県大船渡中学校の避難所へ炊き出しに行ってきました。
スタッフ2名は、岩手県奥州市前沢のフレンチの名店「ロレオール」の伊藤シェフにお願いして弟子入りさせていただき、こちらから持参した短角牛で伊藤シェフがローストビーフをつくってくださる料理過程と、その料理人の心を学んで来てくれました。


この炊き出し研修から戻った直後のスタッフは、とても言葉少なで、「何の役にも立てなかったのに、伊藤シェフにお供して行っただけで、避難所の方々から、ありがとうという言葉をかけられ、大変恐縮した」ということで、何を学んできたのか、少しぐらいは役に立てたのか・・・、なんとももどかしいものでしたが、昨夜、ようやくスタッフが提出してくれたレポートを読んで、胸が締め付けられるような気持ちになりました。


彼らの報告が言葉少なで、レポートがすぐに提出できなかった理由は、
「避難所や被災地の写真はありません。お察しください。」の一言で理解できる気がしました。


スタッフ達は、炊き出しの準備のために前日入りしたのですが、伊藤シェフは、炊き出しに行く当日の朝早く、本格的なローストビーフをつくり、出来立てを避難所に届けて下さったということで、避難所では、本格的なフレンチがとても喜ばれたようです。
http://iwate02.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/05/post_a3c0.html


だれも先は見えないけれど、「一日一生」。
すばらしい人たちに出会える「最高の贅沢」に感謝しながら、私たちも踏ん張りたいものです。


南山が今できることは、いわて短角和牛の応援と、被災者支援をしてくださっている現地の方々を支えること・・・。


「大船渡中学校避難所」のブログに書かれている言葉がずっと心に響いています。

被災地は頑張ります!・・・でも、そろそろ心が折れそうにもなります。

支援をお考えのみなさん。物的な支援はおかげさまで充足する状態にまでなりました。

どうか私たちに希望を与えてください。心が折れないための栄養をください。

孤独感を味わわないような支援を望みます。。。

我慢強いと言われる東北人でも、希望がないと限界が訪れます。

どうか、日本中の知恵と団結力で被災地を支援してください。。。


http://iwate02.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/05/post_147f.html

6月25日(土)は、岩手県岩泉町民会館で映画上映会&短角牛串焼きパーティー
私たちも参加させていただき、短角牛生産者さんたちと、ワイワイ盛り上がってこようと思っています。




串焼きのコーナーには、こんなポスターを貼ってくださるとのことです。