yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

農活と、畑DE婚活



 今年の春は、畑や田んぼによく通っています。
5月5日(木)は「元気な命をつなぐ会」の大原の畑で夏野菜を植えました。
http://www.max-kyoto.com/inochi/index.html

 大原記念病院の近くで竹内隊長が借りてくださったとても気持ちの良い畑です。
http://ameblo.jp/genkiyasaihatake/

 5月8日(日)には、大津市坂本の「麦の家」のお田植え祭にも行きました。

 きちんと1列になって印にそって前進しながら稲を植えます。

 近江神宮宮司さんや京都大学の先生方、九州や埼玉から参加されている方々もおられ、田植えの後は、貴重なお話がたくさん聞けました。
東日本大震災原発事故を受け、私たちはこれからどう生きるべきか・・・。
生物学的に見て、知恵によって絶滅へと加速させられたホモサピエンスが、生き延びる英知を見出せるかどうかが話題でした。

麦の家で収穫されたお野菜の、ご馳走もいただきました。 

 5月14日(土)は、マイファームさんの静原の田んぼの田植えです。
京都大学の西村先生から田んぼの魅力を教えていただきました。
水田に連作障害がないのは、水を張って酸素を遮断し、収穫後には水を抜いて土に酸素を入れるため微生物の状態が偏らないからだそうです(だっけ・・・)
抜き足、差し足のコツ、指1本で稲を押すコツも教えていただき、水虫が治るという田んぼの泥の効用や、ヒルに噛まれたときの対処方法なども教えていただきました。(誰も噛まれませんでしたが・・・)

 竹のくいが目印の自分の区画に自力で稲を植えていくのですが、ずぼらして適当に植えていくと、どんどんいがんでしまいましたが、私が植えた「ヤマヒカリ」の稲がどんな風に育つか楽しみです。
草引きや収穫まで自分の区画は自分で手入れし、秋にはひとりが食べるお米1年分を収穫できるはずです。

 5月15日(日)は、森田農園さんの畑で開催されたマイファームさん主催の畑で婚活! 男女が畝を挟んで、草取りをしながらの交流です。
手前のご婦人は、たまたま森田農園さんに用事があって立ち寄られたのですが、ステキな娘さんを見つけて「うちの息子の嫁に!」と猛烈アタックをしておられました。

 まずはお互いに自己紹介カードを交換し、草引きしながら交流・・・。
時間が来ると男性の列がひとりずつずれて次の方との交流・・・という具合です。
いつの間にか、私も割り込んで、ガールズトーク(?)を楽しみました。

 畑作業が一巡した後は、歩いて南山に移動し、南山はなれで焼肉です。
 ハート型のニンジンで、南山のスタッフ達もみんなを声援。
 食後は、南山の3階のテラスで「明日葉」の種を植えました。水の撒き方ひとつでもちゃんとコツがあることを森田さんから教えていただきました。


「畑DE婚活」は、6月19日(日)と7月10日(日)にも開催されますが、今回は、3組のカップルができたようです。
ご参加くださった方々は、どなたもみんなリラックスして楽しい時間を過ごしてくださったようで、森田さんに言わせると、良い土の上で畑作業をすると、ストレスが放電されて、元気になれるのだそうです。

婚活で仲良くなった皆さんにも、「田んぼや畑へご一緒しませんか〜」とお声かけし、お二人を農活仲間にゲット!
南山のテラスに生まれた明日葉の畑、静原の田んぼ、大原の畑・・・と、南山の農業参入(笑)は着々と進んでいます。