yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

花を愛でる幸せ

yakinikunanzan2008-06-08



昨年から、北山通りの街路樹の周りに花を植える活動が始まり、今年は南山もその活動のお役を引き受けて、花を植えるお手伝いをさせていただきました。


南山の位置する地域とその隣の地域を回って会費(協賛金)集めと花の植え替え作業です。


冬〜春にかけて美しく咲いてくれたパンジーを引き抜いて、夏の花マリーゴールドに植え換えました。


2001年のBSE騒動から万死に一生を得て、奇跡的に生き残った南山ですが、そのころの思いは、「店の前の街路樹周りに花を植える余裕なんて、どうやったら作れるんだろう・・・」ということでした。


数年前に、やっと1万円の予算を捻出して店頭の街路樹3本の周りに花を植えたときの感慨は、今でも忘れられません。
自分の店舗への投資でもない、食べられもしないし残りもしないどころか、手入れもせねばならない間接経費に1万円も支出する余裕ができた!


花は、人の心をふっとやわらかくしてくれるものなのですね・・・。




いろんな感慨をこめて、北山通りを美しい散歩道にする活動に参加し、今年はしっかりお手伝いです。


昨年から花の植え替え作業に参加しておられる地元のサッカーチームASラランジャの子どもたちは、今年も大活躍です。

礼儀正しいスポーツマンシップを発揮して、炎天下にもかかわらず、黙々と花植えをお手伝いくださいました。


会費集めの協力に回った先で、「悪いけど、1口5000円は、高いは。やりくりが厳しいて、今、そんな余裕ないねん。」とおっしゃったお店の前にも植えました。


ちょうどご主人が出てこられたのでご挨拶。「金のなる樹やないけど、マリーゴールドを植えときましたよ! 金の花に水やって、世話してやっておくれやす!」


北山通りが、心優しい散歩道に育ちますように!
花を植えた側にとっては、梅雨の雨がうれしい6月です。