母は強し!
木下牧場のライブカメラで、子牛の誕生の瞬間に出会いました!
あわててパソコンを撮影しましたがピントがなかなか合いません(汗)。
母牛のお尻から子牛の足が飛び出しているのが見えたと思ったら、そのうち母牛はよっこらしょと横たわり、時折後ろ足を突っ張るように上げること数回! やがて子牛がぽたりと生まれ落ちました・・・。
がんばれ、がんばれ、とこちらまで力んでしまいましたが、人間ならここでお疲れさまぁ〜と、天下晴れて安静をむさぼるところ、牛のお母さんは立派なものです。
すぐに立ち上がり、生まれた子牛をなめ続けます。
赤いもの(?)が垂れ下がったままの母牛がひたすら我が子をなめる姿!
しばらく動く様子がない子牛のことがちょっぴり心配になりその美さんの携帯に電話を入れました。
「おめでとうございます! カメラでお産シーンが見られました! も〜感動!」
「え!? 生まれた? ほんまに!? ありがとう、すぐ行くは! 子牛の鼻紋取るのに手がかかってて・・・。」と、のんきなその美さん。
すぐにその美さん登場! 全然あわてた様子もなく、藁を子牛のまわりにふかふかに敷き、2度3度子牛の肌を藁でこすってやっただけで、カメラに向かってニカッと一礼して退場・・・。
後は母牛任せです。
子牛は、30分ほどすると、何とか立とうとし始め、よたよたしながらもついに4本足で立ち上がりました。
子牛が立つと、今度は母牛は子牛のお尻やおなかをなめ続けます。
面白いのは、歩き始めた子牛。隣のおばちゃん牛に愛想を売ってお隣さんからもなめてもらい、お母さんからはひたすらお尻やおなかをなめてもらい・・・。
子牛は、あれよあれよとあんよが上手になって、そのうちお母さんが子牛を追いかけるのが大変なほどに・・・。
子牛の足取りがしっかりしてきた頃、再びその美さん登場!
子牛をさっと観察したあと、「お乳はここ!」というふうに子牛の頭を一度だけぐっと母牛のおっぱいのほうへ押し付けて、あっという間にまた退場!
それまでチョコチョコ動き回ってた子牛は、その後はひたすらお母さんのおっぱいに喰らい付いていました。
ここまでで、ちょうど1時間の「命誕生のドラマ」でした。
本当によいものを見せていただきました。
牛のお母さんにあげる出産祝いのお花は、これぐらい大きなものでないといけないでしょうが、このお花、逆に木下牧場さんと後藤牧場さんから南山がいただいたお祝いです。
「祝近江フェア開催!」
あたたか〜い嬉しさを、木下さんからたくさんいただきました。
本当にありがとうございました。