yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

合掌で始まった2008年

yakinikunanzan2008-01-03



晦日の閉店後、たな卸し作業中に新年が明けた南山・・・。
幹部スタッフたちにとっては、昨日とくっついた今日が新年元旦となりました。


怪我も病気もなく、大きな事故もなく、おかげさまで無事新年が迎えられたことは本当に有難いことです。


南山の元日の仕事始めは、創業者の思いを汲んだ「合掌」で始まりました。
新年初の朝礼で、古参のスタッフが音頭を取って先唱してくれ、南山伝統の「合掌」が行なわれたのです。


合掌というのは、各人が両手を合わせて目を閉じ、先唱者の言葉に続いて「いらっしゃいませ。ありがとうございました。」を3度唱和するのです。
先唱者の唱える「いらっしゃいませ。ありがとうございました。」を含めると、6度この言葉が店内に響きわたるのですから、なかなかの迫力で、唱和後の一瞬の静けさには、なんともいえないすがすがしさがあります。


遠くからわざわざおいでくださるお客様や、関係先の皆様からのたくさんのご助力・・・、これらすべての「よきもの」に対して「いらっしゃいませ」とお迎えし、「ありがとうございました」と心からの感謝をこめる・・・。この仕事の姿勢を、創業者は南山の「合掌」として形作ったのでした。


食事の際の「いただきます。ごちそうさまでした。」と同じぐらい大事にすべき言葉が、この「いらっしゃいませ。ありがとうございました」という言葉なのだと思います。



年末年始、家族の揃ったご家庭の食卓で、南山の「短角牛焼肉パーティー重」を開けてくださったお客様から、「ものすごくおいしかった!」と感動のお声が返ってきました。
油煙が部屋にこもらない不思議なお肉短角牛・・・。確かにめちゃくちゃおいしいお肉でした。



南山のお正月は、大勢のご家族連れでにぎわいます。
家族が揃う幸せな食卓から、私たちもたくさんの幸せを分けていただいています。


本年も、どうぞよろしくお願いいたします。 合掌