yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

挑戦、リベンジ、そして劣化との戦い

yakinikunanzan2007-12-30



もうすぐ1昨年と呼ばねばならない昨年(2006年)は、「南山はなれ」がオープンして焼肉屋が「焼肉料理屋」に変身し、南山レストラン事業協同組合が発展的に解消してFARCAが発足し、短角牛の1頭仕入れの道を拓いて年末ギフトの販売もし・・・と、と無謀なほどの背伸びをした1年でしたが、今年は、何もかもが2回目・・・。


就学前の保育園児が、大学院生並みのことに挑戦したことで、私たちは確かに急成長はしたのですが、レベルが低過ぎただけの急成長ですから少しわけが分かってくると赤面まっか!な、恥ずかしいことだらけ。
今年を振り返ると、各担当者が、昨年の未熟さを恥じてさまざまなリベンジを果たそうとした1年になったような気がします。



別名ウェディングストリートと呼ばれる北山通を歩くカップルたちのために企画された「南山はなれ」のクリスマスディナーも今年で2回目。


22日のゴスペルに続き、24日には別の南山のスタッフが率いるジャズバンドが「はなれ」のテーブル席を舞台に演奏をしてくれ、昨年よりずいぶんかっこよく、クリスマスイブを盛り上げてくれました。



24日の閉店後は、イブの夜を南山でしっかり働いた寂しい若手スタッフたちが居酒屋に集まり、慰め合いのクリパが開かれたそうで、それもまた青春の1ページ、よき思い出ではあ〜りませんか。


そして今年のギフトは、お正月用にも対応して年末ぎりぎりまでご注文をお受けし、クリスマス以降、忘年会が立て込む中で、スリリングなギフトの発送業務も同時進行したのでした。


そこへ、南山の若き取締役・食肉センター長の江口が、今年は「南山の産直牛の歳末セール」にも挑戦すると言い出し、29日の土曜朝市に続いて30日・31日も南山の駐車場が歳末セールの売り場となっているのであります。


土曜朝市の普段用のお肉ではなく、今日はお正月用の良い部位もラインアップされましたので、それはそれはおいしそうなお肉が並びました。人気のピビンパ用9色ナムルもたちまち完売しました。
おかげさまで、今日の大売出しにはたくさんのお客様がおいでくださったのですが、さすがに不慣れな売り場は大混乱。たくさんご迷惑もおかけしてしまいました(ごめんなさい)



それでも、1年の感謝を込めて、2000円のお買い上げごとに1000円のお食事券を進呈し、お客様には喜んでいただくことができた・・・ということで、これは来年のリベンジのためのはじめの一歩「初挑戦」として貴重な体験となりました。


たくさんの課題を残して明日は大晦日。本当に今年1年が終わる日です。
大売出しとギフトの発送と、最後のお客様のお見送りに万全を期して1年を締めくくりたいものです。


2回目というのは、初回の3倍ほど余力ができるものですが、その余裕が招くのは、感覚の劣化なのかもしれません。
初めてのときの緊張と全身全霊を傾けて取り組んだひたむきさ・・・。これを、2回目以降も維持することは本当に難しいことで、常に新たなことへ挑戦し続ける真摯なチームでありたいともの痛感しています。


本当に危なっかしいことだらけの南山ですが、多くの方々からの多大なご助力に心から感謝しながら、初挑戦の不慣れな「歳末謝恩セール」で明日は1年を締めくくらせていただきます。

どうかあと1日が無事に終わり、年末まで366日間もの余裕のある輝かしい新年を迎えられますように!





岡部農園さんのねずみ大根、大野農園さんの鷹が峰ネギが明日の出番を待っています。