yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

土曜朝市、おかげさまの船出!

yakinikunanzan2007-09-15



本当に沢山の方の応援を受けて、9月15日、土曜朝市が船出しました。
1週間前の土曜日に練習の市を出し、本番に備えたつもりでしたが、チラシ3000枚を撒いた本番は・・・
しっちゃかめっちゃかではありましたが、なんとか、お世話になった方々に顔向けできる大成功でした。


降水確率70%の予想を覆すお天気に恵まれ、売り場準備中の8時には、もうお客様。
まずはお待ちいただく椅子をお出しせねば・・・とルンルンで準備を進めたのですが、そのうち品物を並べている暇もなくお客様の対応に追われだし、身動きできぬはめに・・・。
「朝市は朝一」ということが骨身に沁みました。


朝一のお客様の波が引いてやっと品出しできたものもあり、はたからは見てられないような新米ぶりでしたが、本物の新米が合計110キロも売れてしまう盛況ぶりでした。
(売り切れ後も、新米目当てでお出でくださるお客様が沢山おられ、本当に申し訳けないことでした。)




準備段階から本番まで、見るに見かねて助けてくださる方が次々と現れたおかげで、今回の朝市は奇跡的な結果オーライというところです。


朝市本番の写真は取る暇がありませんでしたが、応援に駆けつけてくれた品々の出陣前の顔を見ていただきましょう。



南山の産直近江牛の生産者さん竜王町の岡喜牧場さんからの豊水梨。


岡喜さんには、いつもぎりぎりいっぱいのところで助けていただくはめになるのですが、今回も、たまたま納品においでになった常務と部長を捕まえ「あの〜、今度、南山の朝市で切落としも売るんですけど、どんな風にパックしたらいいのか、教えてもらえませんか?」と立ち話したところ、余ってるラッピングの機械と専用のラップを持ってきて教えてくださいました。
それが本番3日前のことですから、岡喜さんをさぞあわてさせたことと思います。


そんなことがあって、ついでに、岡喜農園で採れたりっぱな豊水梨も朝市に出品してくださったのでした。
この梨の甘さは、天下一品です。




岩手県岩泉町から届いた品々


こちらは岩泉の道の駅に並んでいる品々から箱詰めして送っていただいたもので、岩泉の皆さんの懐かしいお顔が思い浮かびます。
このほかにも、岩手県の食品流通課を通じて、元気いっぱいの岩手野菜の詰め合わせを1箱送っていただいたのですが、こちらは写真を撮る暇もなく、その段ボール箱を販売台に置いたとたん10分ほどで売切れてしまいました。


短角牛の切落としも30数パックがまたたくまに売切れてしまい、写真がありません。
11月には、今年も「岩手食財フェア」を開催するのですが、今回の朝市はその前倒しみたいな感じになりました。



神山農園の上賀茂トマト


今回の土曜朝市を支えてくださる脱サラ青年稲本さんの地元野菜コーナーも大健闘。トマトは早々に完売で、稲本さんチームのお漬物屋さんが下見に来ておられたのですが、それこそ見かねて次回出品予定のお漬物を持ってきて販売のお手伝いに入ってくださいました。
この老舗のお漬物屋さんはプロ中のプロ。あっという間にカッコのよい販売コーナーをこさえて、それはそれは活気のある市場の雰囲気を作ってくださいました。


クソまじめに突っ立って地場の野菜を売る志高い青年に、賑々しく「催事」のコツを伝授しながら売り場を仕切ってくださいました。


土曜朝市オープニング記念(?)の街頭紙芝居は、午前10時に始まりました。
お客様は9時までにいっきに来られたので、紙芝居の開始が待ち遠しくてたまりませんでしたが、すっかり落ち着いた朝市会場でのなつかしの紙芝居は、和みました。






黄金バット鞍馬天狗、「続きはまた明日・・・」という言葉で終わる長編は、毎日街角に紙芝居がやってきた時代の貴重な作品です。
谷田さんの絶妙な語りに夢中になりながら、子どもたちは、紐あめ、カタヌキも楽しみ、おしまいには「水あめ券」を片手に列を作りました。


いやはや、反省だらけの朝市スタートではありますが、本当に楽しかったのであります。
来週の土曜日は、もう少しちゃんとできるようになるでしょう。
週末が待ち遠しい南山になりそうです。