yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

きれいなお肉

yakinikunanzan2007-06-30



昨年の12月に南山初のギフトに取り組んでみたのですが、この夏には、「短角牛の焼肉セット」と、「南山の産直牛食べ比べセット」の2種類をつくりました。


昨日初出荷した「産直牛食べ比べセット」には、生産者さんたちの画像といっしょに、こんなごあいさつ文をいれました。

  誠実な生産者さんがつくる、安心と味に自信の産直牛・三種

 
この度は、「産直牛食べ比べセット」をご注文賜り、誠に有難うございました。
私たちは、安全安心に自信を持てる牛肉を求め、生産者さんの牧場を訪ねて飼料や肥育方法を見せていただき、加工場や流通の安全性も確かめた牛肉を丸ごと一頭仕入れております。


牛の健康を第一に、無理な刺しを入れずに育つ岡喜牧場の近江牛、母さん牛のミルクを出すために生まれてきた椎名牧場の八千代黒牛、イーハトーブ大自然と共に育ついわて短角和牛・・・。
いずれもすばらしい生産者さんたちが手塩にかけて育てたきれいなお肉です。
 

上品な味わいの近江牛(黒毛和牛)、確かな旨みの八千代黒牛(交雑牛)、噛むほどに肉本来の旨みが広がるいわて短角和牛・・・。
 

人の手でつくられた牛の命を、まるごと一頭大切にお客様にお届けする南山の、この三種のお肉のおいしさを、どうぞ噛みしめて味わってください。




この3種のお肉、リブロースを比べると違いがよくわかります。


手前の短角牛は、外側の脂身を少し多めに残してカットします。
脂が、さらっとしていてとてもおいしいからです。
でも、「噛み切って食べる」肉本来のおいしさを評価していただけないと
その魅力は伝わらないかもしれません。


真ん中の八千代黒牛は、ホルスタインのお母さんから生まれた、黒毛和牛を
父にもつ交雑種のメス牛。生協産直で鍛えられた勉強家の椎名さん父子の
肥育技術はとても安定していて、正直すぎる不器用さが魅力です。


そして、一番上の近江牛。やはり刺しの入り方がさすがの黒毛和牛。
六代目「岡喜牧場」で育つ牛は、味本位、牛の健康本位に育てられるのですが
その中でも内臓廃棄のない健康なメス牛を選んで分けていただいているので、
やはり南山としては、ちょっと自慢のお肉です。


この3種のお肉、どれをとってみても、生産・食肉加工(と畜)・流通の場面を
目に浮かべることのできる、本当にきれいなお肉です。


いつの間にか、こんなにいいお肉をお客様にお届けできるようになった南山。
この、うれしい気持ちも、お肉の味を引き立たせてくれるでしょうか。




いろんな種類、いろんな部位の味をお試しください。