yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

母なる大地に感謝を込めて

yakinikunanzan2007-05-23



いよいよ3日後に迫った5月26日(土)!
南山食農倶楽部の第1回のイベント「田植え」が、総勢30名ほどで行なわれます。
滋賀県愛知郡愛荘町の、近江悠紀会さんの田んぼをお借りしてのイベントです。


現地のプロの農家の方も、手で植える田植えなんて30年ぶり・・・と、感慨深げで、お遊びと言われそうなイベントではありますが、これは今後も大事にしていきたい行事です。



空気や水や土を当たり前のものとして粗末にしてきた結果、母なる大地は
傷つき弱り果て、命あるものを育み続ける気力をなくしてきているように
思える昨今・・・。


私たちは、母なる大地へ畏敬の念をもって接することで、命を育んでくれる母に
もっともっと元気になってもらえる努力をせねばならないのではないでしょうか。


「お母さんを大切にしよう!」
と、いうのが我が家に掲げられた掟の第1条なのですが、掃除・洗濯・買出し・食事、
学校や地域の行事などなど、母親の働きなど、子どもにとっては水や空気のような、
あったりまえのもののようで、「お母さんを大切にしよう!」とやんわりと警告する
だけでは、全く効果などありません。


母がぶち切れたら・・・、家族にとっては、世界が真っ暗になるほどの
恐ろしいことになるのです。


でも、ほんの少しのやさしさで、ものすごく元気を回復する力をもっているのが
母というもので、「お母さんを大切にしよう!」という掟をきちんと心がけている
だけで、お母さんというものはいくらでもがんばれる不思議な力を持っているのです。


というわけで、母なる大地の心情に妙に共感しながら、南山食農倶楽部では
命を育む大地への畏敬の念を育む活動をしていこうという訳です。


南山食農倶楽部にご入会くださる方には、南山の産直米、近江悠紀会の
かぐや姫」2キロ入りをプレゼントしようと準備中で、近江悠紀会さんが
紙製の米袋に貼る「かぐや姫」のシール(上の画像)をつくってくださいました。


7月23日からの短角牛のふるさとを岩手に訪ねるツアーももうすぐ詳細が決まります。




岩手からは、私たちがぜひ訪ねたいと思っている櫃取湿原(ひっとりしつげん)の
画像が送られてきました。


水芭蕉の群生するこのすばらしい湿原は、短角牛の放牧によって守られている
とのこと・・・。

岩泉の伊達町長から短角牛の素晴らしさの証拠写真として、この湿原の絵葉書を
いただいていたのですが、今年も短角牛はまちがいなく櫃取湿原を守ってくれて
いるようです。


誰に見られるでもなく命を育んでくれる大自然の素晴らしさ、母なる大地を
讃え、ねぎらおうではありませんか。


お母さんを大切にしよう!!


踏みしめている足元の大前提を見つめなおし、踏みつけるのではなく、敬意を
もって守リ支えてほしいと、母は、願っているのであります。