yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

本日のお客様

yakinikunanzan2006-12-20



南山の創業者である先代は、「食・農・教・医」、この4つは、経済論理に入れてはならぬ!
と、主張して「共生の論理」を展開し、「共生経営」という四字熟語を商標登録までしていました。


本日、そんなことを思い出させるようなお客様が、4組、
おいでくださいました。


食品関係、教育関係、医療関係の方々3組が「南山はなれ」でご宴会。
そして、本店には、大変お世話になっている上賀茂の農家の大将が、
なんと恐縮な!「ご挨拶に」とご来店くださったのでした。


この農家の大将こそが、上賀茂トマトに命をかける、トマト一筋のトマト名人!


この夏から、とびっきりのおいしいトマトを分けていただいているので、
こちらから一度ご挨拶に伺わねば・・・と気にしていた矢先のご来訪でした!


生産者の方と、直接お話できるということほど楽しいことはありません。


「どうしてあんなにおいしいトマトができるのか???」
という疑問に、


「そんなもん、わしの腕とはちゃう!
もぎたてのトマトをすぐに届けて、おいしいうちに食べてもらってるからや!」
と、まぁ、いとも単純明快に、お答え下さいましたが、それはそれは大変な勉強家で、
商社マンから脱サラで農業を始められたという骨太の努力家。
がんこ一徹な、それでいて、とても楽しい方でした。


南山がいただいているのは「優美」という品種のトマトだそうです。
届いた次の日が一番おいしいということも教えていただきました。
農業のおもしろさ、農家の大変さ、直販の魅力、などなど・・・、
閉店になっても話が尽きず、「美味しいもの」を農家とレストランが
いっしょになってお客様にお届けしようという関係は、こんなに楽しい
こんなに嬉しいものなのかと、とっても幸せな気持ちになりました。


観光客をなめてかかったような京ブランドものではなく、京都の地の人間が
認める「京都のええもん」を、どうアピールするか・・・なんてことも、
ブレーンストーミング


スタッフたちと農場で研修させていただく約束までさせていただきました。
本当に楽しみです。



(上の画像は、上賀茂トマトご一行様が召し上がった、「本日の特選盛り」です.
今年最後の短角ホルモン、レバ刺し、生センマイ、ハラミ刺しも、
存分に召し上がっていただくことができました。)