yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

「食」に携わる事業者の勉強会


モクモク流農村産業研究所での二日間のセミナーは、本当にずしりと
こたえる盛りだくさんの中味でした。


いかにも農業者ですという風貌で、ひょうひょうと毎月1億円の経常利益を
上げながら、なお売上高3倍を目指す超元気生産者さん、楽天へのリベンジを
期して(?)急成長を仕掛けるネット通販の和菓子屋さん、社員がお客さまの
よきカウンセラーとなれるよう人間教育を徹底する健康食品販売会社さん・・・


どの企業も、顔の見えないお客さまを相手に信頼を勝ち得るため、大変な努力を
重ねておられました。これには、本当に頭が下がりました。


それに引き換え、お客様が自ら足代を負担してわざわざご来店くださる
飲食業というのは、なんと楽なことかと思います。
これは当たり前のことではなく、本当に有難いことなのだと思いました。


付加価値の高い商品やサービスは、立地の悪いところから生まれる知恵なのでしょう。


地の利のよいところで、商いをさせていただいている南山には、あまりにも
知恵と努力が足りないと、またまた反省しながら帰ってきました。


事務所に戻ると、農水省からの電話で、協同組合の名称変更が認可されたとのこと。
南山レストラン事業協同組合は、正式に「食農協働レストラン事業協同組合」という
名前に変わり、これから生まれ変わります。


南山は、地の利を生かし、一組合員として事務局に徹していくことになりました。
「食・農」に携わる方々と、これからもしっかり楽しく勉強を続けていきます。