yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

補助金との出会い


様々な要因が重なり経営難に陥っていた南山は、
2001年のBSEで、もはやこれまで・・・という状況になりました。


銀行も融資はしてくれません。
「借りても、返せないでしょう?」と金融機関の窓口で
言われれば、「確かにそのとおりです」としか言いようが
ありませんでした。


あとは野となれ山となれ!というときに、目に留まったのが
京都府中小企業団体中央会から届いた補助金の案内でした。


返さなくてもいいお金というものがあるということを知り、
ほとんど全部の補助事業の項目に丸印を濃く濃く書いて、
京都府中小企業団体中央会へファックスを送りました。


南山はのれん分け店で構成された協同組合組織になっているため、
京都府中央会からのご指導や情報がいただけるのです。


信じられないことに、全部丸して送ったファックスに対し、
「IT化促進のための調査研究事業」に応募してみてはどうか
というご助言をいただき、補助金400万円!がいただけるという
補助事業に応募。
総事業費600万円の事業計画書を提出し、見事パスしました。