yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

しあわせなご縁


なんていい人だろうと思える人と出会える事ほど幸せなことはありません。
そんな幸せな出来事があると、本当に生きてて良かった〜と思えます。


先日、南山に食事においでくださった京都中小企業家同友会の方々は「社会問題研究会」のグループの皆さんでした。
なんと、心身障がい者の方の雇用にも力を入れておられる方々なのですが、今度は、児童養護施設の子どもたちの就職支援をしようと、取り組み始められたのです。


私自身が5人の実子と一緒に里子も預かり、もう10年近く里親として児童養護施設にいる子どもたちに関わってきたことを知り、メンバーの方々がわざわざ訪ねてきてくださったのでした。


児童養護施設の子どもたちのために、七五三の衣装を持ちこんで記念写真撮影のボランティアを続けてこられた素晴らしい経営者の方の呼びかけで、同友会のメンバーが夏休みに就労体験の場も提供され、子どもたちによる感動的な体験発表も聞かせていただきました。


いつかこんなことができれば…と真剣に願っていたのですが、それが向こうから来てくれた感動は例えようがありません。なんて素晴らしい方々が、子どもたちのために心砕いてくださっていることか…と、本当に感激でした。


そんな矢先、10年前の思い出深いアーティストの京都での公演のお知らせが飛び込みました。
http://www.ilfmusic.com/sche201210.html


デュオ・パマルカのシルビオさんとリンダさん、そしてアルゼンチンからこられたギターの名手ダリオ・ムニョスさんは、10年前に、南山でのコンサートと大津市児童養護施設でのコンサートの両方を引き受けてくださり、素晴らしい演奏を聞かせてくださったのです。
当時は小さかったお嬢さんのミミちゃんが京都から大津へ向かう山中越えで車酔いして大変なことになったのですが、その時のミミちゃんが今はデュオ・パマルカのメンバーとして活躍なさっているのですから、感動です。


10月5日、 カフェ・ド・ゴスペル(〒612-8438 京都市伏見区深草渕町1-2)で開催される、コンサートに、ぜひお越しください。18時半開場、19時開演です。
http://www.ilfmusic.com/sche201210.html


あの時の児童養護施設から我が家の子としてご縁を得、10年を一緒に家族してきた里娘も一緒に、10月5日は10年ぶりのステキな再会を楽しんできたいと思っています。


子どもの目から見つめられて恥ずかしくない生き方をしたい・・・。傷ついた子どもの眼差しは、本当に厳しいのです。子どもたちが大人になっていく中、彼らも同じように幼い子どもの眼差しに鍛えられていくのでしょう。