スタッフもお客様も、元気になれる南山を目指して
「アッサラームアライクム(あなた方の上に平安あれ)」
「ワ アライクムッサラーム(そしてあなた方の上にも)」
このステキな言葉は、先日の社員研修の折に学んだアラビア語の挨拶です。
最近沢山ご来店くださるムスリムのお客様に英語で対応するのに四苦八苦のスタッフ達ですが、それよりこの挨拶だけでもきちんと言えるようになることが一番のおもてなしかもしれません。
丸一日お休みをいただき、朝から4部構成での社員研修をさせていただいた6月11日・・・。
午前の部は主にお母さんスタッフさん対象に「食べていく力ありますか?」と題した社長セミナーで、DVD「なかのりさんありがとう」https://m.youtube.com/watch?v=aFHNOp-pByg&autoplay=1 も鑑賞して、生きるとは?食べるとは?命とは?を学び、糖質オフ食やハラール対応食についてもお勉強。
ランチ交流会では、南山の赤身牛や糖質オフメニューを試食して盛り沢山の研修となりました。
午後の部はレギュラースタッフと若手研修スタッフ対象に、南山に問われていること、望まれていることは!? どんな南山になりたいか?と掘り下げ、語り合いました。
専務からの話に、樹木希林主演作品の映画「あん」の中で、ハンセン病の老女(樹木希林さん)が発したセリフが引用され、心に染みました。
「あんを炊いている時はねぇ、私、小豆達と会話しているのよ。よーくここまで来たわねぇー、、、どこで、どんな風に吹かれて、、どんな景色を見て、、どんなふうにしてここまでやって来たのぉーー??って、小豆の話を聞いてやるのよ。。。」
こんな心で食材にも人にも向き合えたら。向き合ってもらえたら、そりゃぁみな元気になれますよね。
人もモノも食材も、関わったものすべてが大切にされる南山でありたいと、心から思いました。
「ねえ、店長さん。わたしたちはこの世を見るために、聞くために生まれてきた。だとすれば何かになれなくてもわたしたちは わたしたちには生きる意味があるのよ」と、老女がいじけた店長に語りかけるセリフもすばらしい。
みなそれぞれ、能力も個性も違うけれど、預かった命をどこまでも大切に花咲かせる生き方ができるか・・・。
老若男女混合チームの南山は、これからも嬉々とした役割を果たせるチームでありたいものと、こころからそう思っています。